「最期の企み、永遠の祈り」海辺の映画館 キネマの玉手箱 野々原 ポコタさんの映画レビュー(感想・評価)
最期の企み、永遠の祈り
大林監督!ありがとうございました!
そしてお疲れ様でした。
監督がフィルムに焼き付けた
数々の企みのひとつひとつを
いまだすべては汲み取りきれないのですが
本作に連なる今までの作品群に込めたメッセージは
生きていくわたしたちは考え続けます。
永遠の宿題として。未来のために。
わたしたちで戦争にNOを突き付けてやろう。
劇中で監督のお姿と肉声もわずかながら
拝見、拝聴できましたが
やはり、高橋幸宏さん演じる語り部“爺ファンタ”と
広中雅志さんの男性ナレーションが
監督自身の目線と言葉だと思いましたし
また、中江有里さん演じるもうひとりの語り部と
綿引さやかさんの女性ナレーションが
今まで監督を支え続けてきた
奥さん、恭子さんだったり
娘さん、千茱萸さんのイメージ...
なんだろうなと思いました。
コメントする