「もうなんも言えない」海辺の映画館 キネマの玉手箱 ONIさんの映画レビュー(感想・評価)
もうなんも言えない
もう映画の評価なんてどうでもよくて、ペンの代わりに映像で遺言を書いてるようなものだった。しつこい。そのしつこさ含めて圧倒的。2時間過ぎたあたりからもう何も言えなくなる。ストレートな反戦メッセージ。被せに被せる情報。メロディ、テロップ、色、棒読み芝居だから迫りくるメッセージ。
繰り返させる戦争を同じ役者で繰り返し、無残に消えてく命を悲しみ、忘れない、そして繰り返させない、そのための万華鏡でした。
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