DANCING MARY ダンシング・マリーのレビュー・感想・評価
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NAOTOファンは絶対に観るべき映画
NAOTOの可愛さが、市役所職員となって表れています。どこかでダンスシーンはあるのかな?とちょっと期待したけど、なくて、そこは残念でした。そういう内容ではないので仕方ないですね。
NAOTOって、市役所職員でいそうな雰囲気あるけど、何というか、隠しようのない体の動きの切れが出てしまっていて、、、もう少し鈍くさくてもいいのかな、って思いました。
市役所のジャンパーすら、後ろから見るとカッコいいジャケットに見えちゃいます。笑
これは、本人では隠しようのない事だし、でもそういうカッコいい雰囲気とか立ち居振る舞いが逆に今回は邪魔になってしまったのかな、とも思ったり。そこが、マイナス0.5です。カッコいいNAOTOは大好きなんですけどね!
ファンとしては、NAOTOの運転シーンやら、自宅のようなところでのシーンやら、最後の立ち向かっていくシーンなど、もっと見ていたいシーンが満載で、本当にかっこいいし、職員としてビビってる姿が可愛いかったです!終始、雪子と手をつないでいてただただ羨ましかったですが。。。
最後、NAOTOが二人が成仏していくところが見えてしまうのには、笑いと共に、ほんわかした感動がありました!素敵な映画ありがとうございました!
テンポのいいストーリー
SABU監督には前作の「砕け散るところを見せてあげる」で度肝を抜かれたが、本作品は少しおとなしめである。加えてキャストもかなりおとなしめで、多分予算もおとなしめなのだろう。
ということで作品のスケールはかなり小さくなってしまったが、SABU監督の想像力は相変わらず多方向に破れかぶれに進んでいく。「砕け散るところを見せてあげる」では主人公が善意の塊で、まさしくヒーローであったが、本作品の主人公フジモトは小役人の小心者である。幽霊対策を頼んだ女子高生の雪子に引きずられるようにして行動する。
物語の山場は石橋凌が八面六臂の活躍をする場面である。このあたりの存在感は流石だ。娘の石橋静河は演技派で、映画にドラマに大忙しだが、父親の演技力もまだまだ衰えていない。
主演のEXILE NAOTOは映画「フードラック!食運」では、脇役陣との演技力の差がありすぎて悪目立ちしてしまったが、本作品ではそんなこともなかった。しかしあまりにも普通の現代っ子で、主人公としての魅力には欠けている。会話がSNSみたいで人間的な深みがないのだ。
ただストーリーがいい。主人公のつまらなさをものともせずにグイグイと引っ張っていく。この辺は「砕け散るところを見せてあげる」を彷彿させるテンポのよさである。ラストシーンで少しだけ主人公を救ったのはSABU監督の優しさだろう。
死ぬの?死なないの?
都市再開発に際し取り壊しが決まった元ダンスホールの廃墟にいるダンサーの霊を祓う為に奮闘する市役所職員と霊能力のある女子高生の話。
取り壊に着工するも立て続けに6人もの作業員が負傷し、4人もの霊能力者が病院送りになった案件で、現場担当者となった市役所職員が霊能力を持つ-JKの噂を聞き協力を仰いでと始まって行くストーリー。
ホラーだしコメディだし何でもありっちゃあそうなんだけど、投げっ放しやりっ放しのお残しが多過ぎませんか?ヤクザもいらないし。
それと、どうでも良いところのシーンが結構口説くてテンポが悪く折角の笑いどころであろうところが笑えません。
その癖ヤケに駆け足だったり、マリーとジョニーの想い出話ももっと早くにみせとけば良いのに。
ラストも折角ならもう一盛り上がりあっても良さそうなところであっさり終了。
ストーリーとしては面白いとは思うけど、なんだかちょっとぐずぐずだった。
ダンスシーンが少なくて残念
解体予定のダンスホールに元ダンサーだったマリーの霊が住み着き何人もその霊にやられていた。市役所職員でダンスホール解体担当の藤本研二は、霊能力を持つ女子高生・雪子とともに、ダンスホールを訪れると、マリーの霊から恋人のジョニーを探して欲しいと頼まれた。マリーの望みを叶えるためジョニー探しを始めるという話。
霊が成仏出来ないのを解決するのに台湾まで行くか?とか、あんなに暴力団に角材持って暴れたら後で大変なことになるのに、とか、ラストも車のキーをなんで捨てて歩いて帰るんだ?とかツッコミどころの多いストーリーだった。
NAOTOも居るから、もっとダンスシーンが有るのかと期待したが、ダンスシーンはマリー達だけだったのも残念。
市役所職員役のNAOTOは演技が大袈裟でわざとらしかったし、あんなにキレてたら公務員としておかしいだろ、って思った。雪子役の山田愛奈はしっとりとしてて良かった。マリー役の坂東希はダンスも上手くて綺麗だった。
素材はいいが薄味過ぎて出汁の味しかしない
パンフレットがないのかとガッカリしていたら入場者プレゼントで配布という太っ腹な話。結構ちゃんとしたパンフレットでした。採算取れるのか心配になりつつ☆0.5加算。
市役所職員が大型ショッピングモールを建設する為幽霊の出るダンスホールを解体すべく奔走する話で、霊能者とヤクザ両方出てくるのでそこを組み合わせれば上質なコメディが出来そうなものですが、毎度EXILEプロデュースの映画はどうも振り切る事がなく結果うっすい味付けの映画に仕上がっていました。SABU監督脚本の前作「砕け散るところを見せてあげる」はインパクトが強い作品だったので監督のせいじゃないと思います。
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