「ザ純文学ストーリーでお洒落な雰囲気漂う」劇場 cenrivさんの映画レビュー(感想・評価)
ザ純文学ストーリーでお洒落な雰囲気漂う
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又吉っぽい。太宰っぽい。
売れない作家の永田と女優を目指し青森から上京したサキが主人公。
ある日永田とサキが街中で出会い、永田が声をかけて連絡先を交換し、デートをし、交際がはじまる。
永田を演じるのは山崎賢人。お金もなくちょっと見た目も汚い感じで、性格も若干難ありの役を見事に演じている。これまではヒーロー役が多かったと思うがこういう役もできるんだ。
永田がクズすぎて一周まわって笑ってしまった。
大学生のサキの家に転がりこみ、家賃も払わない。
光熱費を払ってほしいとサキがお願いすると、「ひとの家の光熱費払うひとって普通いる?」って。
いやいやいや。生活しとるやん。
それにサキちゃんが、そうだよね、と言ってしまうのが悲しい。純粋でかわいくて。。
結局大学もいかなくなり、気づいたら27になっていて、永田との生活のストレスで深夜まで泥酔するまでお酒を飲んでしまう。
もうサキちゃんを解放してあげて!という気持ち。
永田のようなサブカルくそやろうが知り合いにいるのでみて欲しいと思った。。
そしてサブカルやろうはやっぱり下北か高円寺に、居座る。。
最後はハッピーエンド!!
サキちゃんは永田からの解放。
永田は自立と劇団の発展。
それぞれ幸せになっているはず。
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