「映画と舞台の融合」劇場 ちゃーるすとんさんの映画レビュー(感想・評価)
映画と舞台の融合
見終わって、映画を見たのか舞台を見たのか分からない錯覚に陥った。
これまでも舞台の映画は沢山あったが、わざわざ映画で見るものか?と思うものばかりだった。
というのも、舞台の間で演じられている気がしたから。
この作品は、基本的には舞台の間で進んでいくが、重要なシーンになると映画の間に変わる。
あ、これは映画だ。と思い出す。
そのコントラストがものすごい衝撃で、新鮮だった。
タイトルの劇場。どんな場所でも劇場に変わる。人間が想像することでそこはどんな劇場にでもなる。ただそこには色々な役者がいる。現実は、それぞれは台本に乗った役をする訳では無いのだ。自分の劇場という殻を破ることが、成長出来る道である。
山崎賢人も松岡茉優も素晴らしい演技でした。特に山崎賢人の演技はシビレました。松岡茉優はこういう役がとてもしっくりくる。
キャストが少ないのも、感情移入しやすいポイントでした。
映画館での上映が少なく悲しい。もう一度、映画館で見たい。
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