劇場公開日 2020年7月17日

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「良作」劇場 グナまささんの映画レビュー(感想・評価)

4.0良作

2020年7月20日
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泣ける

何気ないけど又吉らしい「見せる」という世界の日常、夢、成長、葛藤をシンプルな言葉で深く演出しつつ、現実と理想とのギャップによる男女の関係の移ろいを鮮明かつ多情多感に表現してる。
ヒーローを描いていないのに何故か主人公に感情移入してしまう良作。1Kの部屋から始まり、そこでたくさんの事が起こり、部屋で終わる。
単調な場面の連続であるからこそ、最後のシーンで作品全体を鮮明に顧みることができ、涙が出ました。良作です。

グナまさ