STUBER ストゥーバーのレビュー・感想・評価
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砂漠の一夜
ストゥー(人名)+ウーバーがタイトルの意。 レーシック手術直後のロス市警の警官ヴィック(バウティスタ)がuberのストゥー(クメイル・ナンジアニ)の電気自動車に乗ったことではじまるアクションコメディ。強制的に協力させてバディ状態で捜査していく。コテコテだけどテンポがいい。 「街中のサラコナーを探す、ドアホラングレン、恋人たちの予感、君に読む物語、ララランド、ネヴァーエンディングストーリー、ジョーズ」など映画ネタ多い。 銃撃戦にかかっていた音楽はホリーズの安らぎの世界(The Air That I Breath ) 「ウーバプールってやつだ」って覚えたての言葉を自己流に使うシーンが面白かった。 細かいネタまで全部回収して、見せたものはフル活用する感じだった。 ストゥーが一皮どころじゃなく、何枚も剥ける成長を遂げ、最後まで活躍をするのが非常に良かった。
ドライバーが強くないと・・・
レーシング手術をして一時的に視力が低下した刑事が、ウーバードライバーを強引に協力させて同僚刑事の仇を追うバディアクション。 少し「TAXi」を想起する設定ですね。 コメディタッチで、二人の掛け合い、反発、友情を描きながら、敵討ちのメインストリーを追いかけます。 ただ、肝心のコメディが面白くありません。嫌味とか下品とか・・・ではなく、何が面白いのか分かりません。 また、上記の「TAXi」との相違でいうと、ウーバードライバーが「弱い」のが気になります。その弱い一市民が、無茶な刑事に従わされているストーリーは、面白さよりも不愉快さを感じさせてしまいます。 カーチェイス等のアクションにも秀でたところがなく、映画としての面白みを感じることが出来なかった作品でした。
安心して楽しめるオールドファッションなバディものコメディ
LAPDの刑事ヴィクはドラッグディーラーのテジョを追い詰めるが、相棒のサラを殺されてしまう。怒りに燃えるヴィクはレーシックの手術を受けた直後にテジョの手がかりを見つけるが、視界が回復するまで自分で運転することが出来ず、善良なUberドライバーのステュを無理やり自分の相棒に仕立て上げて手がかりを追うが・・・殺し屋がタクシードライバーを無理やり相棒にする『コラテラル』と似たようなプロットですが、こちらは実に軽快でオールドファッションなコメディ。コワモテの巨漢デイヴ・バウティスタと『「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」で一躍注目を集めたインド系コメディアンのクメイル・ナンジアニの凸凹コンビが繰り広げるボケとツッコミに父娘の絆や恋愛ドタバタをふんだんに塗した鉄板バディものに仕上がっています。悪役テジョを演じるのがインドネシアの至宝イコ・ウワイスなので冒頭のパルクールアクション他随所に見せ場あり。リラックスして楽しめるなかなか良質な作品となっています。
Uber(ウーバー)という配車アプリを理解してから鑑賞してね。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーで破壊王ドラックスとして強く美しく化粧をしていたデイヴ・バウティスタが主演ということで鑑賞(^-^)。 レーシック手術後、視力もおぼつかないまま、犯人を追いかける強者刑事役。 偶然居合わせたばかりに最後までお供をすることになるタクシー運転手役は、コメディアンのクメール・ナンジアニ。 無理矢理なアクションコメディなんだけど、家族愛あり、別離あり、そしてスピーディな展開と娯楽映画としては楽しめる。 見かけよりもずっと優しい笑顔のデイヴと、顔だけでもユニークなクメールのデコボココンビの息もいい。
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