「唯一のリアルと存在感」ブラック校則 ねむり姫さんの映画レビュー(感想・評価)
唯一のリアルと存在感
まず特筆すべきは主演の佐藤勝利。ジャニーズに対する偏見はもちあわせていないが、彼に関して言うとジャニーズでなければと、どうしても思わざるを得ない。彼の秘めたる演技をどれだけの人間が理解しているのか。俳優であれば、年5本は映画出演していても不思議ではない。あれほどに主張のない、しかし心に残る演技は近年稀にみる。映画の内容も、主演のリアルにより、まったく違和感のない作品になっていた。
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