「学生と大人の真ん中で」ブラック校則 こつさんの映画レビュー(感想・評価)
学生と大人の真ん中で
ただただ『校則』を変えるストーリーではなく、もっともどかしいもの、たぶんあのぐらいの年代にしか分からない自由になりたい、けれど自由って何?を考える映画だったかな、と思う。一言で思ったことをまとめてしまうと…。
変にメッセージを訴えかけてくる押し付けがましさもなく、独特なテンポ感だったな。この緩さが苦手な人にはつまらない、と感じるんだろうなとも思った。
思い返すと、私の高校にもたくさんルールがあった。なんであんなにきっちり守っていたのだろう。
こだわりを捨て、我慢をすれば特に破る必要がなかったからだ。
自由を主張するのって面倒だよね。でも、面倒くさがってる人が文句を言う資格はないよね。
なんかフランスの教育の映画(三者協議会を題材にしているやつ)を思い出してしまった。
最後に
東くんのラップ、とってもかっこよくて驚いた。吃音症のラッパーというのはノンフィクションらしい。
あのラップで一気に空気が変わったと思う。引き込まれてしまった。
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