ミッドサマーのレビュー・感想・評価
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異様
グロ→ナンセンス→グロ→エロ→グロの駄作
グロテスクで悪趣味な映像を延々と見せられる
話の展開とか構造に面白さがあればいいが
それが全然ダメのなのから救いようがなく
はじめから終わりまで退屈でしかたない
映像美、というのは何かの冗談か?
これに映像美を感じることの出来る人は
死体損壊趣味のある人だけだ
デートムービーに使えるホラーではなく
たんにグロテスクで悪趣味なだけなので注意
奇祭というほと奇祭ではなく
宗教的な高尚なテーマ性は一切なく
カルト教団ですらなく
だたのヒッピーの成れの果てが
見よう見まねで宗教を気取って
乱痴気騒ぎをしているだけである
1995年にあったオウム真理教事件から25年も経過してしまった
オウム真理教のことなんか全然しらない世代がこの映画を観てしまうと
白っぽい民族衣装・宗教装束を身にまとった男女の小さな共同体が
奇行っぽいことをしている風景に、インパクトを感じてしまうのだろうか?
丁寧なゲテモノ映画
メンヘラのための映画なんだって
観賞後、ホラーじゃなかったな、と思っていたら
監督がキッパリ「ホラー映画じゃない」と公言していました
でも、すごく考えさられる映画だったので自分なりにまとめてみます
まず、Twitterで「自信のあるカップルはみにいこう!」みたいな
つぶやきがバズってたけど、
正直あれみて別れるカップルはそれまでというか
宣伝含め、あんまりまわりの情報は信用せず
自分の目でみて感じた方がいいと思います
一緒にみに行った友達は隣でポロポロ泣いていて
「これはメンヘラのための映画」
といっていましたが、どっぷり浸かっていたあの横顔をみると
彼女こそがこの映画の
真っ当な理解者の一人なんだなあと感じました
私は観賞後、しばらく恍惚として
「女の心理描写がうまく、すごく女性的な映画だ」
と感じましたが、監督が男でビックリ
手腕にうなりました
ティム・バートン監督のように
理論ではなく感覚で
感じれる人には感じれる映画なのかもしれません
うーん。
実際この映画に善し悪し、面白い面白くないという感想を抱いてはいけないなと思います。
冒頭はダニーの不幸が伺えますがラストでは笑顔。家族を失ったダニーがカルト集団?の一員になった事で周りから認められたのが嬉しかったのか、、そう捉えてしまいました。情緒不安定というかなんというか同情も共感も出来ない役柄でしたね。
作品全体を通してスリル感、抑揚がなく正直退屈することもしばしば。しかし不思議と2時間以上観ている気にはなれない。監督はこの映像を撮りたいがための脚本だったのかなと思いました。個人的には少し消化不良という感じで割と好きなのですがあまりオススメは出来ないですね。
今後に期待の意を込めて3.5とさせていただきます。
初めの評価は0.5
観終わった後なんだこれ状態。
、、、。←これのまま劇場を出る。
やたらと長かったなと思いながらすぐにネトフリでマスクを観る。あー面白え!映画はやっぱこうでなくっちゃ!
その日の夜の夢で私はあの村に立っていた。
いつのまにかあのヒロインに感情移入していたのか、彼女の過去の傷、不安が波のように押し寄せて来る。
その状態のまま仲間との描写、ショッキングなシーンが断片的に流れ込む。
まさしく悪夢。よりによって経験した事のない明晰夢。
映画のあまりに細かいところまでが蘇り、焦燥感に駆られる。
次の日私はこの映画をもう一度観た。
みた夢と相違ない。恐ろしい程に。
そして一度登場人物に感情移入してしまえば最後。
私の頭の中に幾輪もの花が咲いていた。
悪夢が幸せに変わっていく。
面白さ、興味深さへと変わっていく。
ここまで狂ったものを描けばどれだけの常識人や評論家も虜にできるのか。
私の場合は少し特殊だが、この映画の外れた部分に幾らか惹かれる人はいるようだ。
特に声、表情、似つかわしい風景。
この映画、只者ではない。
人間のエゴが怖い
祝祭が始まる。
いや確かに祝祭だね!
コミューンの夏至祭、というあからさまな奇祭に行く連中が人類学専攻っていうのは意外と繊細な設定だよね。そして完全に情緒不安定なフローレンス・ピューを通して私たちはこの「奇祭」とひとのエゴをさんざっぱら見せられるのである。
もう、私には全ての登場人物のエゴがどんなグロいシーンよりも痛いわけです。内に居る者の思考も理解し難いが、外からやってきた者のあのエゴの増幅がすごい。内に居る者がトランス状態で一体化しているのと完全に逆ベクトルじゃないですか。友だちとかであっても互いを気にしないのね。その対比にひとりうんうん唸っていた。
色々仕込みが多くて考察サイトが乱立しそうな勢いだが、根本的にはただただディスコミュニケーションの物語だなあと思った。思いやりがない。男性陣にも、情緒不安定のダニーにも余裕がなく、結果として思いやりはない。完全に皆エゴを推し進めた結果、ああいう狂乱と笑うしかないところに行き着く感じがある。こういう物語を思いつくアリ・アスターって逆に気遣いめっちゃしてそう、と思った。
カットの割り方が凄いね。不気味な画ではあるんだけど、幻のように美しい。でも痛みはちゃんとある。あの明るさと音の不穏さはやっぱりスクリーンで観たい映画だと思いました。
私自身はあのラストシーン最高だなと思ってしまったので、ひとりで観に行ってよかったかもしれない。
物語の背景はまあ北欧神話をモチーフにしているんだろうけど、その辺は分かった方が面白いのだろうな。まあ、正直、あの雰囲気に呑まれるとなんか違う方向にいっちゃう気がして、ただただひとはめんどくさいな、というストーリーとして私は観ました。不快度はかなり高いですが、自分にもあるものを綺麗で不気味なテイストで、非日常を装いながら見せつけられるのが「不快」なのかもしれない。
フローレンス・ピューが大変良くて、こりゃオスカーにもノミネートされるわ(「ストーリー・オブ・マイライフ」でだけど)。彼女の情緒不安定感こそがこの映画の肝だよね...。
つまらないとか言ってる人考察読みましょう。
共感と同調のホラー&コメディ 追記
3月26日 追記
身を投げる老人役、ヴィスコンティの「ベニスに死す」の美少年タージオのビョルン・アンドレセンなんですね!ショック!気がつくのが遅い自分にショック!ショック!
☆☆☆
共感能力が高すぎると自分も弱ってやられてしまう。あるグループに洗脳する力の大きい人が居ると、恐怖感から同調してしまう。でも、外から見たらそのグループの有り様はとても滑稽であほくさく見えるのは、よくあることだと思う。共に泣いたり、生贄か焼かれてひぇ~!と悲しんだり(?)なのもダンスや歌で皆がハイになるのも、セックスの最中も周りの女性全員同調してて、怖いけど笑った。私たちの社会でもよくあることのような気がする。
それでも、この映画に救いがあるとしたら、ある程度の年齢になった老人は、皆が見守る中で死ねる仕組みがあることだと思う。顔をあんな風にするのは、本当は心の底では憎んでいて、そのガス抜き?
ダニーがどんどん可愛くなっていくのは怖かったけれど、この形でしか彼女は救われなかったんだろう。うわべだけの共感は実は一番怖いよ~をクリスティアンが体現してた。
伏線が多い、というか伏線しかない。
今後アリ・アスター作品は映画館で観ます
前作のヘレディタリーを映画館では見ず、最近BDで見て後悔したので今回は映画館で鑑賞。
この人の作品の画の美しさは今作品でも健在で見ていて飽きない。
大まかなストーリーはあらすじとか見て大体予想はついていたので、前作のように先の読めない展開ではなかったが、予想がつくからこその怖さを感じた。
多様性を認めることを昨今求められているがミッドサマーもそんな作品になっています。
ゴア描写は覚悟していたこともあり、量は思ったより少なかったが一つ一つがエグイ。
でも痛々しい描写はほぼなく、芸術性が勝っているので目をそらしたくなる類のものではない。
むしろ美しかったりもする。
映画館での作品紹介とかYouTubeで流れてたクセのある映画とは思わせない作品紹介が功を奏してかかなりの人が入っていた。
ただのホラー作品ぐらいの前情報で鑑賞したのであろう人たちの終わった後のざわざわがそりゃそうなるよなって感じで面白かった。
ミッドサマー
今年10本目。
禍々しい、不思議と高揚感のある作品。
作品全体は狂気染みてるのに、観ている時の高揚感が切り離せない、何とも言い難い作品。万人受けはしないと思うが私は好き。
エログロ注意、耐性のない人にはきついかも。
宗教、洗脳って怖いな、人間が1番怖い。
人の死を祝祭する宗教があるとしよう。
その環境で育った人にとっては「死」は祝祭。しかし、死を悼む国の人からとっては「死」の祝祭は異端。
でも、その祝祭下では「死」を悼む事の人の方が非難を浴びる。
自分の環境と周りの環境がいかに違うか。
何故、違う考えを持つ人間を受け入れられないのか。宗教なら尚更。
その環境下に身を置き、環境に適応していくのも恐ろしいな、と感じる作品でした。
※個人の価値観で書かれています。
※気に触る表現があったらごめんなさい。
綺麗な景色と恐怖描写がベストマッチ
もしかしてだけど、つまらないんじゃないの?
ずっと不快な音が
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