「感動まではいけないシナリオ」映画ドラえもん のび太の新恐竜 Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
感動まではいけないシナリオ
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コロナ感染拡大につき平日を狙って観賞
ドラえもんはコミックス中心に大長編もひととおり
子供の頃読んだクチです
パラレル西遊記とかまで映画版もよく行きました
リニューアルドラの劇場版は初めて
のび太が親代わりになって育てた双子の恐竜を
過去へ戻しに行く流れで恐竜絶滅の運命を目の当たりにし
どうするかを迫られるストーリー
なんだろう
のび太が双子の恐竜に情愛がわいていく流れのとこは
いいんですが全体的に話の展開に合わせてキャラクターが
都合良く動いていって個性がわかんない印象を受けました
タイムパトロールの人たちの登場とかなんで黒幕風に
してたのかよくわかんないし
そもそものび太が育てた恐竜って双子である必要
あったかなと…
長編のドラってアニメ映画の中でだけ出てくる
オリジナルキャラが大事でそれが映画の中で
どう生まれどう消えゆくかで映画が成り立っていく
というのを示した偉大なシリーズだと思います
その点で言うと今作はリメイクである点をふまえても
そこが弱かった気がします
キューが何故飛べないのかもサイエンス的な描写を
出しておきながら結局ファンタジックなのか中途半端で
見辛かった
どうせそれなりに泣けたりするんだろうと思って
ましたがここまで雑だとちょっとって感じでした
STAND BY MEの続編もやるようですが
感動押しつけ系の軽い作品になってってないかと
思ってしまいます
こんなんでいいのかなぁ…って感じでした
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