「面白かったんですが笑」映画ドラえもん のび太の新恐竜 Za0hVさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったんですが笑
昨年11月以来映画館に行きました。
もちろんコロナの関係で満席というわけではないですが、恐竜の迫力ある映像を観ながら、映画館ってやっぱいいよなぁ〜と感傷に浸っていました。
ドラえもんも50年ですか。自分が生まれる前からのアニメを自分の娘と観るのは、それだけでとても幸せなことだと思います。
クレヨンしんちゃんなんかもそうですよね。僕の小学校時代全盛期でしたが、作者亡き今も、声優が変わってもご健在ですね。
サザエさんなんてまだ加藤みどりさんですからね。もう80歳近いですよ。ちなみにタラちゃんの声優さんも70代でした笑
話が逸れました。
話はというと、恐竜の卵を見つけたのび太が恐竜を育てて、大きくなって現代じゃ育てられないので、白亜紀の生まれ故郷に連れて行く‥とまぁ割愛しましたが、典型的な大長編ドラえもん的展開です。
ドラえもんの映画自体超久しぶりに観たのですが、なんというか‥のび太がとてつもなくバカで、イライラしてしまいました笑
まず、恐竜を育てようとして食事を与えたらその晩恐竜が食べたものを吐き出して苦しむシーン。夜遅くにも拘らずのび太はタケコプターで恐竜博士に泣きつきます。それも窓から‥アホかこいつ。
しかもこの博士この後話に絡むのかと思いきや全く絡まないんですね。後に出てくるタイムパトロール隊員となんとなくイメージが被ったのもあってキャラクター設定が少し雑だなと思ってしまいました。
クライマックスのセリフも感動的なシーンなんだろうけど、大人目線からすればタイムパトロール隊やドラえもんの言うことが正しい。のび太は一人で暴走して迷惑極まりない存在です。
と散々クサした感がありますが、子供の感覚で物事を考えられなくなった自分が、忙しい毎日の中で忘れてしまったこと、冷めた目で斜めから観るのではなく、童心に返って純粋に子どもと一緒に楽しもうとすると、この映画は素晴らしいと思います。映像もリアルで話もよく出来ています。動物の進化‥今この時代だからこそ次の世代への光と、未来への希望を抱いて我が子にも歩いていってほしい‥
隣で娘は気持ち良さそうに眠っていた‥