デッド・ウィッシュのレビュー・感想・評価
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リンシェイ
このおばあさんを見る為だけに借りました!
レスって映画での頭いかれちゃったおばさん役で釘付けに。そしたら結構有名どこにもでちゃってるインパクト強いおばあさん
最近じゃインシディアスでほぼ主役レベルにまでなっちゃった。
この映画でも頭いかれちゃった感じでリンシェイファンなら楽しめます。
星2個はリンシェイの存在です。
映画じたいは脚本がファイナルデステネーションの人なんて書くからそちらの流れを期待したのにまさかの骨壺アラジンだったとは、、
ファイナルシリーズでお馴染みのトニートッドもでてくるけどちょい役。
とにかく登場人物がよくわからんことばかりする
リンシェイの奇行はよくわからないけど面白いからいいとして、保釈拒否でピストル打ちまくる黒人、あげくになんの罪もないヒロインまで撃って自殺。なんだこいつ?めちゃ白けたよ〜
ファイナルデッド壺
ポスターはファイナルディスティネーション(日本ではファイナル・デッドシリーズと言った方が通りが良い?)を彷彿とさせる作りですが、本作にFDのような面白みは皆無です。
呪いの仕組みも分かりにくい、不気味さもないし笑いもない、人死にもいたってフツー、極めつけは悪霊のダサさ!
話のテンポも非常に悪く、見どころらしい見どころを強いて言えば婆さんと病院の不気味さくらいでしょうか。(ただし婆さんが不気味である必然性はない)
音によるびっくらかしも、序盤から入れ過ぎで完全に逆効果です。
ファイナルディスティネーション、復活しないかなぁ…
ランプの精ならぬ骨壺の悪霊
セクシーギャルが帰るにはギャップのある古風な屋敷にて、まさかの事態に陥る冒頭。
斜め後ろから何かの物音がするたびにビクつき、絶叫後の出来事にドッキリして。
さてここからだとウキウキしていたのに本編は雑の極みだった。
報われない生活を送るアーロンのシンプルな願いを大袈裟に荒っぽく叶えてしまうランプの精、否、骨壺の悪霊。
風が強く吹く表現は抑えられているし姿形を化けて出る能力は面白いけど、まさかの本体丸出しがダサすぎた。
そして絶叫で誤魔化さないでほしい。いやびっくりしたけど。
骨壺に向かって願うならまだしも、全然意識しない願いすら拾ってバンバン叶えちゃうなんて理不尽だな。
悪霊のやることが理にかなっているとは思わないが、人を苦しめているんだか喜ばせているんだか。
冷静に考えると何がしたいのか全然分からない。
恐怖シーンやスリルシーンはツギハギ感が酷くて見せ方が稚拙。
オカルト一辺倒にしたいのか、日常に異常が蔓延る気味の悪さなのか。何がしたいのか全然分からない。
怖そうな夫を持つリサ、胸バーン開いた服で軽率に元カレの所にホイホイ出向く動きに首を傾げてしまう。
うーん、本当出てくる人出てくる人、みんな何がしたいのか全然分からない。
ホラー映画御用達おばあちゃんことリン・シェイ演じるヤバいババアは全編通して本当に良かった。
カメラのど真ん中にヤバい奴置いてヤバいことやらせる演出も強制的にゾクッとさせられて好き。
最後の唐突な方向転換は面白かった。
何だかんだ願い全部叶ってる気がするけどもうどうでもいいかな。
アーロンは傷があるほうが男前だった。
Final Destinationに取って代えたい!?
家賃を3000ドル滞納しアパートから閉め出された弁護士が、実父の訃報を聞いて実家に帰り、ガラクタの山から見つけた骨つぼを所有したことにより起こる話。
骨つぼには願いを叶える力があるが代償が伴い、本人も気づかずに願いが叶えられて行くという展開。…7WISHと殆ど同じ設定じゃないかと頭に過ぎる。
スクラッチに始まり犬にラバーボーイに…えっそれも!?という意外なところもあるものの、登場人物がダメ人間ばかりだったり、不気味さはあってもドロドロ感がなかったり。
つまらなくはないけれど全てにイマイチ盛り上がりがなくもう一歩という感じ。
Final Destinationに取って代わるシリーズつくりたいのかね…何て思ったら穿ち過ぎ!?
B級と言えども?
The universe demands balance.
For every yin, there must be yang.
For there to be good, there must be evil.
For there to be life, there must..............!
この作品は、呪われたツボに自分では知らないうちに願いをかけていて、その後、自分の周りの人を含め、すべての人が、逆に不幸になっていく様子を描いたホラー映画として成立している。
父親が亡くなったことを知った金欠の弁護士、アーロン。内心、実家に帰りたくはなかったが......。そうこうして葬儀が終わったので、父親の骨董の遺品をかたずけて処分をし、少しでも自分のお金の足しにしようと思っていたが、そんな彼に対して、母親が、旦那さんの遺品を勝手に処分しようとした息子のアーロンに対して、母親が、突然、感情失禁をして怒りを爆発してしまう。その母親役が、超常現象物やSci-Fi映画には欠かせない、個人的にこの道の大御所と呼んでもよい、リン・シェイさんのご登場となります。御年75歳にして、この映画では、ダレダレの二の腕を平気で見せるようにノースリーブのドレスを着て、口には真っ赤な口紅を塗り、主役のマイケル・ウェルチさんなんて足元にも及ばない、存在感を見せつけている。それとは別に、マイケル・ウェルチさんという俳優さんを知らなかったので、人中あたりに傷があり、何故、そんな傷があるのかと気になっていたが、途中、それが特殊メイクであることに気が付くこととなる。すみません、ウェルチさん。いたって端正な顔立ちをされています。
I'd say you're a lucky man.
It could have been much worse.
We did have to perform a minor facial reconstruction procedure.
Which despite the seriousness of the accident,
I think you're going to be pleasantly surprised...........
「ファイナル」シリーズによく出ている俳優のトニー・トッドさんもわきを固めてそれなりのホラーとしてギミックなど卒がなく、そして特に自動車事故にアーロンがあう場面で、彼の顔中に血のりがべっとりとついていたのだが、その中で白い目玉だけ動くところは、不気味そのものでしかなかった。しかしながら、このシナリオ、首をひねりたくなるところがあり、だれもいないような片田舎の丘の上の一軒家にいくらビラをまいたからと言って"yard sale(garage sale)”に人が集まるとは到底考えられないし、ここでは重要なシーンにつながるのでとても違和感のある場面をなってしまっている。
あくまでも個人的に、この映画とよく似ているものとして、「7 WISH (2017)」があげられると思うのだが、この映画も7つの願いにまつわる不幸を描いていたが、今作と比べるとストレートに死という恐怖を描いているのに対して、この映画はどちらかというと精神的におぞましいものを感じる。
Now in the Bible, they're called unclean spirits.
In the Koran, they're called jinn.
ディズニーが最近公開した映画「アラジン(2019)」に登場する魔法のランプの精ジーニーがここの"jinn"が語源とされていて、その姿かたちが超常現象によくあらわれる得体の知れない魔人や精霊といったもので、古くからアラブの方々が、宗教が確立する前から信じられてきたものになっている。この映画では、煙ではなく、具現化したものが登場し、少し、しらけさせているのだが.......?
この映画にも出てくる、願いの代償という意味。その意味を考えると古くは、約120前に書かれた怪奇小説、"The Monkey's Paw"に題材を得ていると個人的には思っている。この小説は、時代時代に合わせるように形を変えて、しかも多くの小説や映画などに影響を与え続けている。
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