台北発 メトロシリーズ 新北投駅 まごころを両手に
2016年製作/99分/台湾
原題または英題:Metro of Love: Welcome to the Happy Days
スタッフ・キャスト
- 監督
- リン・シャオチエン
- 製作
- イェ・ティエンルン
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アリス・クー
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アンドリュー・チョウ
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ルー・シュエフォン
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リャオ・フェイジェン
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ガオ・モンジェー
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チェン・シューファン
2016年製作/99分/台湾
原題または英題:Metro of Love: Welcome to the Happy Days
アリス・クー
アンドリュー・チョウ
ルー・シュエフォン
リャオ・フェイジェン
ガオ・モンジェー
チェン・シューファン
動画配信で映画「台北発 メトロシリーズ 新北投駅 まごころを両手に」を見た。
2016年製作/99分/台湾
原題:Metro of Love: Welcome to the Happy Days/
台北愛情捷運系列五星級魚干女
柯佳嬿
周厚安
呂雪鳳
陳淑芳
蔡明修
周洺甫
莫允雯
祖母(陳淑芳)が足を骨折した。
芳如(柯佳嬿)は北投にある温泉旅館を任された。
祖母は日本人バイオリニスト・
山田さん(周洺甫)との間にロマンスがあった。
Allen(周厚安)は米国人旅行者。
芳如の温泉で働かせてほしいという。
傾きかけた温泉旅館を立て直そうと芳如は奮闘していた。
ある日、山田さんが旅館を訪ねてきた。
なんと40年ぶりであるという。
銀行から借金の督促がある。
芳如は温泉旅館を立て直すことができたのか?
言語は90%台湾語。
普通語が6%
英語が3%
日本語が1%
山田さんからの手紙を40年以上隠し続けたという動機なのに、
料理人と祖母の間にはほとんど何の関係もないのが不自然すぎる。
無理な脚本だったと思う。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
台北発 メトロシリーズとは台湾のヒットメーカー、イエ・ティエンルー監督がプロデュース、台北地下鉄の7つの駅を舞台に人々の縁がとりもつ物語をテーマに気鋭の監督らが描く作品群(劇場3作品、テレビ映画4作品)で本作はその2作品目。
舞台は台湾の熱海と称される台北市北投の和風温泉旅館、日本統治時代の名残を感じさせますね。主人公のフォーリン(芳如)は旅館の女将の孫娘、干物女と称されるぐうたら女子、夢はアメリカ留学。(台湾の若者はアニメやゲームファンは日本派、他はアメリカびいきに二分されるらしい)
そんなある日、お婆ちゃんが足を骨折して入院、頑張ったら留学費用を出す約束でフォーリンは半年間の俄か若女将を務めることになります。訳ありで旅館を訪ねてきたバックパッカーのアメリカ青年アレンとフォーリンは意気投合、非力ながらも力を合わせ御客集めに奔走します。
バックストーリーとして祖母と日本人の音楽家のいにしえの恋愛を絡めています。
大体はお約束通りの展開、演技と言うより思ったことを全てセリフにする演出なので人物像が浅く感じます、それに加えて喜劇なので終始にぎやか、ハッピーエンドを焦らされたフォーリンが「脚本家出てこい!」とカメラ目線で喚きます、風変りと言うか突飛な演出ですね。
親日派の多い隣国台湾の映画ということで興味深く観賞、中国語、英語、日本語が飛び交う映画も珍しい、感動作と言う程ではありませんが気楽に楽しめる小品でした。