「陰惨な戦争もの」マレフィセント2 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
陰惨な戦争もの
1作目は「世の中の母と娘」にむけた、少し大人な風味の「おとぎ話」でしたが…
2作目のこれは、誰が観るんでしょうか?
オーロラの統治する妖精国家が「有色人種や東側諸国、イスラム教国家」で、王子の属する人間国が「白人のキリスト教圏 富裕層」と置き換えたようなエグさ。
人間国家がやってることは、妖精たちへの国民の恐怖と不安をあおり、妖精の「虐殺」を正当化することを目指していて。
一部の戦闘能力がある妖精たちが、虐殺に怒って反撃したら「戦争」に発展しちゃうし。
バンバン人死にが出ます。
もう、陰惨極まりない。
とても「おとぎ話」じゃなくなってました。
あそこまで虐殺を行ったのなら、首謀者は斬首か、吊るし首で晒し者にしないと、両国民とも納得できないんじゃない?みたいなレベル。
取ってつけたようなマレフィセントの設定といい、最後のオーロラの死人を省みない能天気さといい、なんなのコレ?
う~ん…
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