劇場公開日 2020年6月19日

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「どったんばったん冒険譚」ドクター・ドリトル コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5どったんばったん冒険譚

2020年6月19日
iPhoneアプリから投稿

予告編で見た通りの、人間と動物のどったんばったん冒険話。
奥さんを亡くして引きこもりになっていた、冒険家にして名医、動物と話せる特技を持ったドリトル先生が、病気の若き女王が死ぬと住む家を取り上げられる契約のため、渋々と薬となる果実を探しに、言葉の通じる動物たちや弟子入り志願の少年と一緒に旅に出る。
海賊や、果実を横取りしようとしたライバル医師との追いかけっこの中で、奥さんがいた頃の「チームで冒険を行う」楽しさを思い出していく。
あまり内容はないものの、リアルアニメーションで動く動物たちが可愛いし、ドラゴンまで出てくる「お伽話感」のバランスもよく、親子やカップルで楽しく観られるファミリー向けに仕上がっていました。

外国映画は原語字幕版で観る主義なのだが、亡き藤原啓治さんの、(おそらく)遺作にあたるのだろうと思って、あえて吹替版を。
吹替は声優陣が豪華。
大塚明夫、池田秀一、朴璐美、沢城みゆき、小野大輔、花澤香菜ら、人気実力ともすごい方々がずらり。
石田ゆりこや八嶋智人、霜降り明星などの非声優・芸能人枠の使い方も上手く。

原語だと犬をトム・ホランドが演じていて『スパイダーマン』師弟が再現だし、ドラゴンをフランシス・デ・ラ・トゥーアが演じているなど別の楽しみもあるから、改めて字幕版を観に行きたいと思いました。

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コージィ日本犬