「どう考えても常人ができる動きじゃない」キャッツ ぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
どう考えても常人ができる動きじゃない
劇団四季観劇済み。
前評判通り、とんでもなくリアルな毛並み、尻尾や耳の動き。
映像技術しゅごい。
リアルすぎて違和感というか、そういうのはあるんだろうな。
世界観や背景はすごくよかったと思う。
たしかにちょっとリアルすぎて人間なのか猫なのか。
人間の顔した猫かな?って気分にはなる。
ジェリクルキャッツとメモリーが最高って言ってる時点でにわかだろうけど、それらが好きすぎる。
天上界へ行く猫を決める舞踏会に出場する猫たちの紹介ミュージカルって認識。
これは映画だけじゃなく、劇団四季でも思ったことだが、ひとつひとつの歌が3番目4番目くらいまであって飽きてくる。
猫の動きやミュージカルに感動した劇団四季観劇の際も途中寝た。
要するに、キャッツのストーリー的にはわたしはちょっと合わないしつまらなく感じるぽい。
ミュージカルの醍醐味である大勢が揃ったダンスと歌は本当に感動する。
身体の動きは驚くほど猫らしい。
ミュージカル俳優ではない(あまり調べてなくてきちんと知らないですが…)のに、こんなに綺麗でなめらかな動きができるのすごい。
舞台作品を映画という別媒体?で作るのはすごい挑戦だしすごく上手くいってると思う。
舞台を見たことがない人でも映画という見やすいもので作って、舞台にも興味が湧き、舞台版のCatsを見ようと考えるんじゃないかなと。
Catsの世界観や歌はとても好きなのにヒットどころか悪いイメージがついて残念。
劇団四季見に行きたい。
2021.6.3 レンタル