「舞台にはない魅力、気になる猫たちの関係と繋がり」キャッツ 未佐緒00さんの映画レビュー(感想・評価)
舞台にはない魅力、気になる猫たちの関係と繋がり
四季の舞台を観ていたので、内容キャラクターの把握は、ある程度していたし、観た人の口コミや感想を見て映画館に行って来ました。
メイク、ヴィジュアルが猫にはちょっと違和感がとおもっていましたが、細かい、いや些細な事を気にしては駄目だ。
これは映画、舞台とは別物です。
全ての猫たちが毛皮ではない、ジェニィやマキャビティ、長老猫、スキンブルみたいにズボンだけという猫がいますが。
これは個性なのかなあと思ってしまいました、劇場猫のガスとグロールタイガーが別猫だったり。
マキャビティとグリザベラが昔つるんでいたという台詞に思わず昔は仲がよかった、恋人同士とかなんて想像したり。
もしかして、他の猫たちとも何かそんな繋がりがあるのかと想像が膨らんでしましました。
マンゴやランベルがマタタビを蒔く手伝いをして捕まった後「長老猫だって知らなかったんだー」といい訳したりしてますが。
いや、知らないなんて嘘だろうと思ったり。
マキャビティが自分が選ばれたいと必死になっているのは、ちょっと意外でおもしろかったです。
魔法が使えるんだから、自力で電場に登ればいいじゃないと思ったり。
CGが使われているので尻尾だけが、器用に動くなあと観ていましたが、ダンスは圧巻です。
吹き替えで観てきたのですが、台詞や歌、皆、個性があって、バストファーの秋山さんも出ていてびっくりです。
この映画起承転結がない、ただ、猫たちが自分を紹介するだけの話です。
でも、猫だからいいじゃないと、いや、そもそも、猫に理路整然と説明を求めてどうするんだいと思ってしまいました。
吹き替えを観た場合は役者さんの名前が出てくるので、知りたい方は最期まで席を立たないで下さい。