「映像の美しさと素晴らしい歌声」キャッツ ピンクマティーニさんの映画レビュー(感想・評価)
映像の美しさと素晴らしい歌声
予告編の映像の美しさに惹かれて劇場に足を運びました。
タモリじゃないけど、ミュージカルは少々苦手なのですが、一流歌手が歌う「メモリー」はさぞかし感涙ものなのだろうと思ってハンカチを握りしめ、泣く準備万端で鑑賞しました。
「メモリー」は素敵だったし、テイラー・スウィフトの歌声もセクシーかつキュートでとてもよかった。
主人公のメス猫もかわいかったし、映像もきれいでした。
でもやっぱり二次元では迫力に欠け、ストーリーは単純なので2匹目か3匹目のネコちゃんが歌って踊る頃にはしばし寝落ちしてしまいました。
ただ、都会で暮らすネコの悲哀、愛情や関心を求める切実さ、過去の栄光と今の境遇を嘆く気持ち、それは人間にも言えることでもあり、またネコを飼っていたのでよくわかるところもあり、美しい歌声と共に涙しました。
舞台で見る方がよいのかもしれません。
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