「ヒト、いや、ネコってニャンとも素晴らしい!」キャッツ 森のエテコウさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒト、いや、ネコってニャンとも素晴らしい!
孤独なネコの心からの鳴き声を聴いてしまっては、それまでのどうでもいい(失礼)顛末は吹き飛んで、そう思わずにはいられない。
なんたる才能!そのネコは、満場の祝福を受けて天上に昇っていく。
そして、ヒトに棄てられた白ネコの身のこなしには終始目と心が奪われ続けるのであった。
身のこなしばかりか、その表情には気品と誇りがあふれ、クライマックスのニューマニズムに満ちた場面を説得力増すものにしている。
そのヒロインは、今やニャン国ロイヤルバレイ団のプリンシパルであるらしい。伝統と気高さという二つの血を受け継いで、幼少よりニャンスの道を貫いてきた彼女は、自分の才能は精神力だと発声している。=^^=
そう、ニャン生を変えるのは、いつだって一個の精神力だ。
ひとつの輝きが隣を照らし、その輝きが又隣を照らす。気がつけば、一個の光は数多を照らす白光となり地上に降り注ぐ。
Yes,we カン!
ニャン生、いつだってあきらめるな!
そんな大切なことを教えてくれた、ロンドンのキャッツにココロからニャン杯!!
=^^=ニャン伸:2/3付 AERAより