「歌の素晴らしさは伝わったが」キャッツ KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
歌の素晴らしさは伝わったが
劇団四季のキャッツは2度ほど鑑賞した事がある。
そもそもキャッツって舞台で見ても非常に分かりにくいストーリーではある。
1度目は横浜在住で当時横浜に劇場があったということもあり中学生の社会科見学で鑑賞。全くわからなかった。
2度目は大学生で見に行きそれなりに楽しめたがやはり不完全燃焼。
そして3度目となる今回は映画鑑賞。ストーリーとしてはもちろん変わることないがやはり難しいなと改めて実感。
ミュージカル作品の中で台詞が少なくまた歌詞も表現が難しくキャッツの世界観に入り込めないとどうしても外野からの鑑賞となってしまうのが否めない。
映画は舞台より見やすいのかなと期待してたが個人的には舞台より見にくかった。舞台よりも画として背景がしっかり映されてる為や字幕で見てしまったということもあって情報量が多く一度で瞬時に処理が出なかった。
ただ歌はやはり素晴らしい。代表曲のメモリーをJ.ハドソンが歌うシーンは流石の一言。心に染みる。
同じ劇団四季が表現してるライオンキングなどと比べると元々好みが大きく分かれる作品なだけあってどうしても好き嫌いははっきるする作品だと改めて思った。
3度見て合わなかった自分にとっては恐らく合わない作品なのだろう。