「恐れていた通りの失敗作」キャッツ もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
恐れていた通りの失敗作
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「CATS」を映画化すると聞いたときからイヤーな予感がしていたが残念ながら的中してしまった。舞台なら良いのだ。本当の猫を舞台に上げるわけには行かないのだから人間が演じるしかない。またよく出来た舞台は一つの別世界を舞台の上に造り出す。しかし接写が多い映画ではいつまで経っても猫のコスプレをした人間としか見えない。超絶的な踊りも延々と続くと特撮と一緒でその内見飽きてしまう。これだけCGやモーションキャプチャーの技術が進んで来ているのだから、いっそCGで本当の猫たちにしたら良かったのだ。「メモリー」のシーンは確かに良いが、それは映画が良いからではなく、楽曲が良いのと歌唱か良いから。大体あの猫がどうして選ばれるのか舞台になったときから疑問だったが、映画でもやはり説得力は無かった。私は猫はそれこそ「猫っ可愛がり」するほど好きだが、気に入った猫はいなかった。
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