ダウントン・アビーのレビュー・感想・評価
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何年か前にNHKでドラマシリーズを 放映していて、気になり観...
何年か前にNHKでドラマシリーズを
放映していて、気になり観てたんだけど
マシューのあのシーンと共に
ドラマを観るのもフェードアウト……。。
映画公開までに全52話を再鑑賞し
やっとやっとダウントンの皆様に
お会いしてきました✨🏰✨
ドラマシリーズは1912年~1925年の
グランサム伯爵クローリー家と
その執事や使用人たちの生活を
描いているんですが、
上流社会の人々と使用人の立場は
明確なれども、個々のキャラクターの
描き方は凄く平等で、
登場するみんなが主役になっている、
観れば観るほどに好きになってしまう
人物ばかり。
そんな人々が、
第一次世界大戦、イギリスとアイルランドの対立、イギリス労働党の躍進による社会格差の是正、ナチス党員、女性の社会進出等々激動する社会の流れの中で強く、
時に弱く生き抜く様に毎回ハラハラし、
ほっこりし、そして涙し、、
そんなダウントン・アビーの皆様が
晴れの日を迎える本作。
ドラマでも美しく煌びやかな衣装や装飾が素晴らしかったですが、
映画でもその世界観と、愛のある
皮肉たっぷりなセリフの応酬は健在。
バイオレットグランマの相変わらずの策略家ぶりやモールズリーにニタニタさせてもらえ、笑わされ、泣かされ、
うんうんそうだよね、おーーそうなったか!
と心の感情メーターが上がっりぱなしで
あっという間のラスト。
ちょっと詰め込んじゃた感もありましたが122分もダウントンの皆様に会えて
本当に良かった😌
イチオシのコーラ
(エリザベスマクガヴァン )の登場が少なかったのはちょっと悲しみでしたが、
またいつかダウントンの皆様に
会えるその日を
楽しみにしたいと思います…
待ってましたー、ダウントンアビー❣️
もちろん吹替版。
痩せたトムも帰ってきた〜。
ダウントンのお城、脚本、衣装も役者も
音楽も好きー。でも、断然のお気に入りは、
バイオレットおばあさまとイザベルとのウィットと皮肉が効いた蘊蓄ある会話シーンである。圧倒的な存在感あるおばあさまを演じるマギー・スミスは名優で、正にダウントンアビーの重鎮で今回も貴族的皮肉会話で、笑わせてくれた。
そしてダウントンアビーがすごいのは、脚本が素晴らしいのはもちろんだが、それの日本語訳と声優の妙である。TVでダウントンを見て来た者としたら、声優の力もあり、俳優たちが生き生きと感じられ、おばあさまの物の言いなどが面白かったり、心に響いてたりしてきた。そう言う意味で、改めて、声優が映画の中の俳優たちを生かしている映画だなと思った。
英国への憧憬はもはや映画の中でだけ・・・
NHKの放送が終わってから一抹の寂しさを感じていたので、映画の公開を楽しみにしていました。
オープニングでノスタルジックなお屋敷の全景が現れると早くもウルウルしてしまいます・・・イギリス王室が揺れている昨今、もはやお伽噺の世界とは分かっているのですが。
物語は、穏やかな暮らしを送る貴族の館に国王夫妻が訪れる・・・という設定で、いつにも増してお屋敷の人々が大騒ぎとなりますが、使用人達が一致団結をして無事に国王夫妻をおもてなししてハッピーエンド・・・というストーリー。
短い時間に沢山の登場人物を描くのは至難の技なので、些か目まぐるしい展開ではありますが、ファンとしては十分に楽しめました。
印象的なシーンはイーディスの美しいランジェリー姿(本当にエレガントだった・・・)と、トーマスと従者のキスシーンかな(笑)
メアリーとバイオレットおばあ様のラストのやり取りもジーンと来ました。
またいつか・・・ドラマの続きを見たい気もします。
ファンへのご褒美
家であまりTVを見ないのだが、和洋問わず歴史物が好きなので、『ダウントン・アビー』は、偶然見合わせた時などに飛び飛びでつまみ食っていた。貴族一家と使用人の、かなりドラマチックな偶像劇。日本で言うと朝ドラの感じだなぁと思っていた。
そんなつまみ食いの私でも大丈夫だろうか?と心配しつつ見に行ったのだが、流石のご長寿番組、冒頭からキッチリ登場人物紹介を用意してくれていた。大変助かりましたありがとう(笑)
今回は国王夫妻が屋敷に御滞在という事で、その間の階上階下のてんやわんやの顛末。ありがちで、相変わらずの力業展開もありながら、最後はあちらもこちらも丸く収まって、スッキリ気分良く楽しむ事ができた。無難な内容だが、ファンには嬉しい続編だろう。
歴史物好きとしては、舞台や衣装、小道具の華麗さも堪能できる。
映画として特に不満はないのだが、エピソードの描き方というような物が、やはり何処となく、連続ドラマの手法なのだよなぁ。
トムの恋路とか、バローさんと気になるあの人との今後とか、やっぱり凄く気になっちゃうじゃないか!
続きはいつ!?と言いたくなってしまう。これも製作陣の思うつぼなのかなぁ。
古き良き憧れ
ドラマ・ダウントンアビーからの大ファンです。古き良き時代の美しさ、しきたりやマナー、内外に対するリスペクト、ウィットに富んだ会話と知性。
見ているだけで清々しい気持ちになります。
映画ではそれほど込み入ったストーリーを詰め込むことが出来ませんが、各配役ごとにそれなりのエピソードがあり十分楽しめました。初めはドラマのように吹替版を観る予定でしたが上映館が少ないため字幕版に。結果こちらの方が良かったです。
またドラマが見たくなりました。
豪邸を所有して維持していくということ
どなたかが書かれていましたが、ドラマから映画化の流れということのようで、初めてで、しかも物覚えの悪いワタクシにとっては、いきなりの多人数登場の展開では相互関係の様相把握が難しくて辛い面がありました。素晴らしく美しい豪邸が印象的で、これを建立した初代は立派でしょうが、次世代以降で引き継いでゆくということの複雑な難しさを思うに至りました。字幕版ではなくて吹替版のほうが良かったなあと自己反省です。
ドラマ版よりまとまっていて、サクッと楽しめる
平日の昼間の上映に行きましたが、観客はマダムたちが多くて満席。
思ったより人気があるようです。
テレビドラマではいろいろなエピソードが長くて、飽きるところもありました。
しかし、映画のこの短い時間の中ではドラマがきっちりサクッと描かれていて、とても分かりやすい。
映画版の次回作もありそうな展開で、なかなか期待できそうです。
上流社会
ドラマは一度も観たことがなかったが、映画化されたら観ようと思っていて期待したとおり、面白かった。
貴族の人と使用人の物語がけっこう好きなので登場人物が葛藤かかえているけど、ラストは清々しい気分になった。
華麗なる伯爵一族の騒動見届け、ハッピーな気分に浸れた
両陛下を迎えるグランサム伯爵家の、屋敷内で起こる様々なドラマや、豪華絢爛なセット・衣装の数々に目を奪われた
メイドや執事のコミカルな攻防に笑み溢れ、屋敷への想いや後継者問題に胸打たれ、スキャンダルに発展しそうなスリリングな展開に惹き込まれた
テレビドラマの面白さがスケールアップした本作、続編を期待したい
待ってました!
オープニング、あの音楽とスクリーンで観るお屋敷の荘厳さに圧倒されて泣く 笑
メアリー達やカーソンさん達、階上と階下のみんなが幸せそうに描かれていてよかった!
色々あったトーマスもなんだかんだ立派な執事になってるし幸せも掴めそうで安心した。
ヴァイオレット様、あんな事言てもなんだかんだ長生きしそう。どうか長生きしてください。
※ 追記 トーマスのしあわせ、、まだこの時代には無理かな。。
それでもトーマスには強かに泥臭く優しく生きてほしい!
ドラマ未見でもイギリス貴族を取り巻くドタバタが楽しい
ドラマシリーズを見たことがなく、事前にWikiであらすじさらっただけで挑みましたが、普通に楽しめたのが凄い。ゴージャスなイギリス貴族の暮らしと、執事やメイドといった周囲の人々の人間関係、更に王妃がやってくることでの王室使用人達とのバーサス構造など、上(貴族)でも下(使用人)でもドタバタの人間模様が楽しいです。美術やドレスも見ているだけでうっとり。
そんな中に実際の社会情勢なども散りばめてあり秀逸。人気シリーズなのは納得です。
制作側含めみんなが幸せを願ってる
見てよかった!とても幸せな気分になりました。
どうもどうもありがとう。
見終わったあと、実際のハイクレア城にはまだ城主の子孫が住んでいるとウィキペディアで見ちゃいました。
イギリスにはまだ王族が存続していて、日本にもまだ天皇陛下がいて…それを良かったなと思えました。
地続きなんだな、そんな人達と自分は繋がっているんだなと
何故だか嬉しくならせてくれて感謝です。
冒頭のテーマ曲のワンフレーズがはじまった時は、泣きそうになりました。そんな映画力にも完敗!
英国貴族の悲喜こもごも
NHKでやってたのは知ってたけど、チラ見くらい。リリー・ジェームスが出てたのは聞いていたので、興味はあったけど見ずに来てしまいました。
結論、見ときゃよかった。観てなくても充分楽しめるけど、観てたらさらに面白かっただろう。
貴族たちの末裔が、20世紀初頭の時代にいかに苦労しているのか。もしかしたら今もそうかもしれないけれど、家系やしきたり、貴族や領主としての責務に囚われながらも、結局それを守って行こうとする物語が美しく描かれる。出てくる人達の愛憎が混じりながらも、それぞれの役割(ポジション?)を全うしながら、頑張る姿に好感してしまうし、歴史の1ページを見ているような気分にさせる。大河ドラマと同じパターンで、バックグラウンドは違えど、感情移入しやすくて、イギリスと日本の国民性の近さを感じますね。マギー・スミスのあのおばあ様最高!
ストーリーも、きちんと伏線がいくつもあって、それらが順繰りに、なんかのトリックなどではなく、人の手(口?)で回収されていくので、気持ちいい。ドラマの方も見てみようっと。
映画館はおばんのてんこ盛り。
貴族社会は豪華絢爛。
だからなのかオバさんがいっぱい。
しかも、自分の家でTVを観てる感覚を隠そうともしない。彼女たちの憧れなのだ貴族社会は…。
この映画はそんな彼女たちの羨望を満たすように造られている。重厚なインテリアと洒脱な会話。女同士の確執と和解。信憑性のカケラも感じさせない侍従関係は守るべき伝統を曖昧にさせるだけだ。
イギリスがヒエラルキーを大切にしたがる訳が理解できる映画だった。
ストーリーに意外性は無いもののまとまっていて世界感はそのまま。大画...
ストーリーに意外性は無いもののまとまっていて世界感はそのまま。大画面で観る美しいダウントン・アビー、懐かしいメンバーに久しぶりに会えて満足だった。
映画初心者だった頃の感覚が呼び戻された。
オープニングの広々としたお屋敷の外観と景色、壮大な音楽に懐かしさと期待が膨らむ。
映画に魅了されて学校のチャイムと同時に急ぎ足で向かった映画館。
地方都市唯一の単館系映画館、そこで出会った数々のイギリス上流階級の物語。
美しさだけではなく、露骨な裏切りや皮肉を当時の私が理解できていたのかは別として、伝統的な格式高い雰囲気に随分と別世界を体感したのでした。
そんなスクリーンに引き込まれていたその頃を思い出すオーソドックスで、ちょっとした事件に大騒ぎな物語、私にはそれだけでも大満足。
加えて、人間模様が鮮やかに手にとる様にわかるエピソードが魅力的。
お屋敷中の全ての人々が主人公かの如く、あちらこちらで火の手が上がったり鎮火したり。バタバタしながらもユーモアたっぷりな会話が面白おかしく、始終ニヤニヤしてしまった。
いろんな種類の愛の形を描いているところも見逃せない。
保守的なのに前向きで風通しが良い、そんな清々しい気分になった。
ダウントニアンとしては嬉しい待ちに待った劇場版✩⃛✩⃛✩⃛
2年以上前に観終えたドラマシリーズを復習することなく劇場版に臨んでストーリーが思い出せるか若干不安だったものの、ひと度始まればクローリー家の世界にどっぷりと浸ってしまうという不思議空間。
成人の日の今日、生まれて初めて訪れた109シネマズ二子玉川のスクリーン10はほぼ満席。周りの反応からしてあたし同様にダウントニアンなお客さんが圧倒的多数なのは間違いない。
テンパり気味なバロー、顔に出さないようにしてても舞い上がり気味なカールソン、顔にもろ出ちゃってるモールズリー、しっかり痒いところに手を届けるアンナ、毒舌のパットモアさん、と階下のみんなはあいも変わらずといったところ。
上の皆さんは正直そんなにフォーカスされてる感じはしなかったかな。トムのイケメンっぷりとバイオレットとイザベルの皮肉った掛け合いは健在♫ドラマシリーズのときも思ったけど、この作品の肝はやはりバイオレットお祖母様。ユーモアとウィットに富んだこの御婦人はうちのおばあちゃんに似ていてめっちゃ親近感(*´ω`*)
劇場版だからといって超絶スペシャルなエピソードにしなかった辺りにとても共感。期待していた通りの仕上がりでHAPPY✨
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