「英国への憧憬はもはや映画の中でだけ・・・」ダウントン・アビー ジリオロッソさんの映画レビュー(感想・評価)
英国への憧憬はもはや映画の中でだけ・・・
NHKの放送が終わってから一抹の寂しさを感じていたので、映画の公開を楽しみにしていました。
オープニングでノスタルジックなお屋敷の全景が現れると早くもウルウルしてしまいます・・・イギリス王室が揺れている昨今、もはやお伽噺の世界とは分かっているのですが。
物語は、穏やかな暮らしを送る貴族の館に国王夫妻が訪れる・・・という設定で、いつにも増してお屋敷の人々が大騒ぎとなりますが、使用人達が一致団結をして無事に国王夫妻をおもてなししてハッピーエンド・・・というストーリー。
短い時間に沢山の登場人物を描くのは至難の技なので、些か目まぐるしい展開ではありますが、ファンとしては十分に楽しめました。
印象的なシーンはイーディスの美しいランジェリー姿(本当にエレガントだった・・・)と、トーマスと従者のキスシーンかな(笑)
メアリーとバイオレットおばあ様のラストのやり取りもジーンと来ました。
またいつか・・・ドラマの続きを見たい気もします。
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