劇場公開日 2020年7月24日

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「共感度100」アルプススタンドのはしの方 まつこさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0共感度100

2020年8月13日
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私の大好きな劇団ゴジゲンの1人・奥村徹也が脚本を書いた高校生の、新しいタイプの青春映画。去年舞台で上演された作品の映画化。
母校の甲子園一回戦に応援で来た、演劇部員や元野球部、帰宅部など数人の学生がたまたま応援スタンドの端っこに一緒に座り、互いの思いや心境を徐々に吐露しながら野球部の応援もしがら進んでいく会話劇。
私には共感しかなかった。青春といえばスポーツが上位に確実に入る世の中だけど、応援席の更に端にいる生徒にスポットライトがあたり、試合を見つつ自分達の悩みや心のモヤをぽつりぽつりと話してく姿が、共感度100だし、この場面だって、この瞬間だって青春の1コマというか青春そのものなんだよなと。とはいえ野球部の試合を観て色々心動かされたり心境の変化が徐々に現れてく登場人物達の様子もとても◎。
夏や初夏に合う映画でした。

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まつこ