「地味だけど、佳作」最初の晩餐 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
地味だけど、佳作
一言「思い出の一皿って、あるよなあ」。
◎よかった点◎
・父のお通夜や葬式を自宅でする。この設定がまず昭和世代には、懐かしさが込み上げる。
通夜振る舞いを母の手作り料理に変更したら、いきなり目玉焼き。
正直「???」で始まったけど、その一皿から子供時代の話に戻り。
確かに子供の頃に食べた「うちごはん」って、いろんな思い出があるな。
過去と今を行ったり来たりするけど、シンプルなのでわかりやすい。
・再婚同士で家族になった父・母・子供3人。
ぎこちない空気から、少しずつ「家族になっていく」様。
子供の成長が徐々に、今に重なっていく進み方が好感度大。
・子供たちも大人になって、「家族って何だ」と悩んでいる姿。
それはもしかしたら、昔の父・母も同じように思ってたのかも。
△いまいちな点△
長兄が家を出て行った理由。ちょっと弱かったような。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「(家族なのに)俺たちは知らない事ばかりだ」
コメントする