「そうやね」最初の晩餐 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
そうやね
「たとえ、あの時、あの瞬間に戻っても、同じ選択をしたと思う」
好きになるとは、そういうことだ。
しがらみや、もしかしたら、もっと高い壁があるかもしれない。
でも、人は好きになるのだ。
だから、家族になるのだ。
取り敢えず、食わないか?
そうやね。
そう答えたい。
好き嫌いを隠していても、大好物を知らなくても、もしかしたら、別の大切な誰かが、おはぎを持ってくるような、シンクロニシティのようなエピソードだってあるかもしれない。
人に言いたくないことは、そっとしてあげて、そして、横にいてあげるだけだって、十分、家族じゃないか。
そうやね。
そう答えたい。
この晩餐は、家族が再び踏み出す、最初の晩餐なのだ。
そうやね。
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