ザ・ランドロマット パナマ文書流出のレビュー・感想・評価
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「マネー・ショート」みたいな作品だが…
豪華キャスト&スティーブン・ソダーバーグ監督ということで見てみた。
「マネー・ショート」みたいな作品だが、中身が観客に伝わってない。新聞で読んだ程度の知識ではついててけなさそう。
もっと分かりやすく、かつコメディタッチになっていれば違っただろうに。
経済とは経世済民って再認識すべきだ…だから、日本人はメーベル経済学賞を取れない。
事実はこの程度ではないし、この事件が解決したからと言って、社会が良くはなっていない。
アメリカの資本主義の終焉。いやいや、資本主義の終焉だと感じる。
『タックスヘイブン』って『タックスヘブン』ではない事を知るべし。つまり、その存在をなくす事が問題解決って考える事が大問題。それを包括するシステムである資本主義が問題なのだ。そして、そう言うと『共産主義者』と思われるのが大問題なのである。つまり、共産主義も資本主義の枝分かれに過ぎない。
サブプライムローンで金融破綻しているではないか。サブプライムローンがどれだけトンチキなシステムってハーバード大学出なくても理解出来る。
アメリカをまず良くするには、せめて、日本の様な健康保険制度や年金制度を作る事を進めなければならない。
政治家が…
国に使える政治家が租税回避しちゃだめだろう。。払いたくないのは誰もが同じだろうが金持ちは更に金持ちになるようにできている世の中なんだと良くわかった映画。逮捕された当の本人たちが語りかけるようなスタイルで、正直良くわかりにくい部分もあったが、ペーパーカンパニーって本当にこんなにあるんだなと驚く。逮捕されても出所するのが早いこと早いこと。皮肉っているのは良くわかったのだが、面白いかどうかは別物だった。
ポップで皮肉たっぷり
金が1番!
パナマ文書の流出!
メリルおばあちゃんは、遊覧船沈没で亡くなった
主人の保険金をキッチリ支払ってほしいだけ。
しかし、誰も責任をとらない。しかも富裕層のみ
得している。
2人の弁護士がまるでドキュメンタリーみたいに
話てるのが印象的。ソーダバーグ監督さん引退は?😀
【”世界最大のタックスヘイブン、アメリカ” 今作が問いかける問題は重く、意義深い作品である。】
ー冒頭、この物語の”狂言回しの”会計士、モサック(ゲイリー・オールドマン)とフォンセカ(アントニオ・パンデラス)が金について語るシーン
”そして、金は今や目に見えないモノになった”
という件で、期待高まる。-
・真面目に生きて来て、漸く夫ジョーとクルージングをする生活になったエレン・マーティン(メリル・ストリープ)に悲劇が起こる。クルーザー会社が掛けていた保険がペーパーカンパニー名義になっていて、保険金が下りない・・。
ーここから、エレンの厳しい追及が始まって行くのかと思いながら、鑑賞していたが、物語は”ペーパーカンパニー”で巨額の金を設ける人々の愚かしき行為にシフトしていく・・。少し分かりにくい・・。-
・モサックとフォンセカは章立てで進む物語の随所に現れて、現代社会の金融の矛盾について、述べる。
そして、”エエッ、貴方だったのですか!”というシーンが映し出され、この物語は、スティーブン・ソダーバーグ監督がブラック・ユーモアテイストよりも、シニカルな怒りをメインに持ってきて制作した事が分かる。
<ラストの、モサックとフォンセカが僅か3カ月の収監で”罪を償い”、明るい場所に出ていくシーンにもスティーブン・ソダーバーグ監督がシニカルな怒りを滲ませている作品でもある。>
中国の暗部
後半の中国の暗部のシーンが圧巻。薄熙来の妻が殺人を犯し、中国で現実に起きていると言われる法輪功の人を連れ去って行われている驚愕の実態が映像になっていてとてもリアル。この部分だけでも見る価値がある。
吹替版が秀逸
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