劇場公開日 2019年11月1日

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「えげつないものを観てしまった」キューブリックに魅せられた男 JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0えげつないものを観てしまった

2020年10月2日
PCから投稿

この映画を観るまで彼の存在を誰も知らないだろう。
キューブリック映画を支えてきた助監督の存在を。

またこの映画、構成が素晴らしくて、
ますレオンがスタンリーに憧れるところから描き、
その後、彼によって狂わされた人生、
最後には、レオンのような人間が何百万といるという事実を知ることになる。

エンドロールの大勢の人はレオンそのもの。
本当に衝撃的だった・・・。

こういう生き方をしてみたいな、でもこんな生き方してはいけないなと
舐めたことを思ってしまった。

というかレオンのような人は、もうそんな考え毛頭なくて、
キューブリックに出会ったときから衝動的に動いてるんだろうな。

エンドロールも秀逸でしたな…。
映画業界で働くすべての人に響くんじゃないでしょうか。

JYARI