「ほぼアニータとバレンティーナの2人にしか感情移入はできなかった。 ...」ウエスト・サイド・ストーリー ゆいさんの映画レビュー(感想・評価)
ほぼアニータとバレンティーナの2人にしか感情移入はできなかった。 ...
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ほぼアニータとバレンティーナの2人にしか感情移入はできなかった。
一目惚れとか、ケンカが生きがいとか、理解できないのは私だけじゃないと思う…馬鹿な男と女の話、という感じで。
けどそういう色んな因縁のある地に生まれてしまった、まだ青いというか幼い、ピュアな人々の物語なのだと思うと悲しかった。
曲の『クラプキ巡査』がそういう意味で重要なのかもと思ったり…。
でも、マリアがトニーを許すのも、そのマリアをアニータが許すのもどうしてもわからない…。
音楽と映像は最高。
初めてこの映画を見て、よく知った曲がこういう場面でこういう歌詞なんだというのも初めて知った。
赤と青で2つの団を表現していたり、光と影の表現だったりがわかりやすく美しかった。
ダンスも見ていて気持ちがよく…特にアニータがドレスも含めてすごく綺麗だったなあ。
マリア、トニー、アニータ、バレンティーナの歌はそれぞれ素晴らしかった。
マリア、最初は地味な白いドレスで、でもそれが輝いていてうまいなあと、次は赤のカーディガン、最後には青のドレスで。
トニーが死に、彼を運ぶ2つの団の青年たちの姿が印象に残るラスト。
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