「バーンスタインの名曲そのまま」ウエスト・サイド・ストーリー 重さんの映画レビュー(感想・評価)
バーンスタインの名曲そのまま
3連休と言う事もあって、昨日のドライブマイカーに続いて今日観て来た。両日とも座席は満席で、何とか前2列目で観られた。
今回は、1961年公開のオリジナル版をスピルバーグ監督が超えられるかがテーマなんだろうね。圧巻は両作品に出演したリタモレノ。スピルバーグ版でもなかなかな役どころだったよ。ダンスシーンや決闘シーンなどでオリジナル版を上回る演出があったと思うし、3万人から選ばれたと言うレイチェルゼグラーも歌上手かったし熱演だったが、肝はアニータ役のアリアナデボーズだったね。
基本的にはバーンスタインの名曲そのままにシチュエーションが多少変わっていた程度でスピルバーグ版は立派にリモデルされていたとは思うが、オリジナル版の極めつけの良さはナタリーウッドの煌めく様な可憐さが目玉だし、ジョージチャキリスのスター性も含めて昭和者の私はやっぱりオリジナル版に軍配を上げざるを得ないね。
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