カセットテープ・ダイアリーズのレビュー・感想・評価
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生きることの辛さと音楽の素晴らしさ
実話を基にした映画だそう。主人公は恐らく私と同い年位で、学生時代のシーンで流れてくる音楽がペットショップボーイズやデビーギブソンなどで、懐かしくなりました。歌詞の日本語訳が字幕で出てくるので、それらの意味が分かったのも良かったです。が、何といってもこの映画のメインは、「ボス」ことブルース・スプリングスティーンの歌。彼の歌は古臭いと思っていたけど、詞を読むと実に良いことを歌っています。彼の歌に刺激を受けた主人公が文章を書き、それを周りの人に見せ、父親には理解されず辛い思いをしながらも、少しずつ人生が良い方向へと向かっていく様子が感動的でした。「生きて行くには夢も大事だけれど、まずは目の前の生活をきちんとすることが大事。」「何かやりたことがあるならば、具体的に動こう。代償は甘んじて受けよう。」「夢が叶うかは分からないが、それに向かって走り続けよう。」というようなメッセージを受け取りました。私にとっては大切な映画です。
音楽って凄い
ビートルズであれ、ブルース・スプリングスティーンであれ、とにかくその時の言葉にできないモヤモヤを、音楽ってやつで表現してくれると、これが妙に心に刺さるわけです。
なぜブルースだったのか、それはもはや出会いとしか言いようがないのだけれど、とにかく時代を超えて愛される曲なんでしょうね。
いや、まさにこの時代に生きていたから、わからないでもない。
それでも人は、自分の気持ちを代弁してくれる曲に出会うと、なんともハイになるものです。
信じるものが見えて、追いかけずにはいられなくなる。追いかけながら、自分と重ね併せてさらに歌詞を深く考えるようになる。
音楽って、凄いですよね。
ときどき、その音楽に向かう情熱がなくなっていくように思うけれど、やっぱり音楽にトキメク気持ち、大事にしなきゃ〜と思いました。
ブルースも、最高!
何度も見たことのある内容
パキ野郎
ブルーススプリングスティーンの歌がすばらしい
前向きに生きる大切さ
サンダーロードで踊れ!
最高な青春映画!
音楽ってすごいね
良すぎ
Luton City Boy♪
音楽大好き作家志望の少年が、差別やお堅い父親との関係に悩みながらも、あるバンドの音楽との出会いから、周りの環境に負けず本当の自分を目指す青春物語。
全体を通しての感想は…
正直この映画を見るまで、ブルーススプリングスティーンというバンドを知らなかったので、曲をよく知っていればより楽しめたのかな~といった所。
ペットショップボーイズは知っているんですけどね。
家族をがんじがらめに縛る父親との衝突や、序盤にちょくちょくパキスタン人であることで差別を受けてしまう描写があるものの、そこらへん以外は基本的にポンポンと順風満帆そうにことが進んでいたように見えたため、個人的にはもうちょっとシリアスな展開が欲しかったかな。
しかし、難しいお父さんと優しいお母さん、仲良しの妹、可愛い彼女、2人の親友、学校の先生、隣のおじさん…と、多くの人物がいながら、皆見事にバランスよく登場し印象に残った映画はあまりないかも!?すごい感心してしまった。
それでも、本映画のベストキャラクターはマットのお父さん!
いきなり一緒に歌いだしてくれる友達のお父さん最高すぎる!!w
良作ですが、ファンしか観ないでしょうね^^;
観るか迷ってましたが、ブレーン2人が高評価だったので、久々にauマンデー
『カセットテープ・ダイアリーズ』
イギリスに移民したパキスタン人家族の長男が、理不尽とも思える家訓と差別に葛藤しながらブルース・スプリングスティーンの音楽に出会い感化されて、我が道を切り開く実話ベースのお話
ちなみに僕は、どちらかと言うとビリージョエル派なので、ブルース・スプリングスティーンと言えば、Born in the U.S.A・・・と、We Are The Worldで、俺こそがアメリカって存在感が、脳裏に残る程度でございます。
WALKMANを買えずにカセットボーイを買った40年前を思い出すw
自分の人生の道標になるモノと出逢う素晴らしさのそばには、必ず良き理解者と友人がいる〜良い作品でした!!
が・・・・
思い入れの強い音楽好きの人しか観ないかな!?ってのが、鑑賞者数に現れてました(^◇^;)
ブルースを扱う?好きに決まってますよ!
原題が割と通なタイトルでアメリカ人にすらまあまあ知られていないブルースの歌詞の本質をモチーフににした映画です。イギリスにいるパキスタン人がブルース?違和感はしばらくありましたが、だんだんとパズルが埋まっていくように違和感は無くなっていきます。
ラストは想像つくのですが、ラストのスピーチは本当に胸が熱くなりました。親友や恋人への想いもすごくよく表現されていたと思います。その他の人たちもいい味だ出しており隣人のお爺さんや親友のオヤジは最高です。
個人的に無くていいと思う点もありました。born to runを聴かせたいがためのミュージカルじみたシーンはせっかくのドラマをファンタジーにしてしまいます。個人的にi wanna marry youとか使って彼女への想いや父との確執を描いて欲しかったです。それとラストのあの人のすごい方向転換がちょっと極端すぎませんか?でも事実なら仕方ありませんね。
全体的にはすごく好きな映画でテーマも今見るべきテーマ性もあると感じました。
古臭くて過剰な演出!でも泣かされた!!
映像も古臭いし、ましてや音楽はコテコテ80年代、しかもメインはブルース・スプリングスティーン・・・あまりに直截すぎる、しかも過剰にハートフルで青春丸出し、苦笑そして笑いそして苦笑苦笑の連続、○○映画劇場なるものを映画館で見せられているかの如く、これは酷いよ─とマジで思いながら見ていたけれど、スッゴく泣いた!泣かされた!!スプリングスティーンをよく知っているだけに、結構やばいものがありました。。。
(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)
自分にもあった音楽家への思い、自分にもあった親への反目、そして故郷を捨て…そう自分にもあったことが過剰にドラマチックに演出され、熱い熱い音楽やメッセージが目の前に繰り広げられるわけだから、作品の質云々無関係に号泣。
決していい映画だとは思えないけれど、泣ける作品かもしれない。
カセットテープってタイトルに食い付かない訳が無いっ!!
「テクノが未来を変える!」
主人公ジャベドの親友マット同様、私も当時はペットショップボーイズ推しでした
どちらかと言うとブルースは熱すぎて面倒くさくて苦手でした・・(すいません💦)
なのに・・その熱さと現実的な歌詞にこんなにも引き込まれ
今更ながらで恐縮ですが😅
ブルースの魂と彼の音楽の大きく素直な力に感動しました🌟
主人公の父との確執や人種差別、思い通りにならない毎日を過ごしながらも教師をはじめ親友やガールフレンド、恵まれた環境にもおかれていたのは少なからずラッキーだったのでは?
ボスに出会い更にはそのラッキー度が増し
希望に溢れる未来の入口に立つ事が出来た!
前向きさが足りなくなりそうなこの時にこそ観るべき輝かしい青春映画が生まれましたね!
ずっと頭の中で…
ちょっとベタなベタ(息子)のお話
ブルース・スプリングスティーンは日本人には馴染みがない。音楽(曲・アレンジ)だけでは目新しさがまったくない。歌詞も、もしわかっても、シラケ世代にはまったく響かない。日本では同年代でアコギのストロークで歌うタイプのソロミュージシャンは長渕ぐらいだ。長渕はギター上手いが拓郎の影響強し。拓郎のギターはボブ・ディランの影響強し。しかし、それぞれ歌詞に個性がある。ブルーススプリングスティーンの影響が強めなのは佐野元春、浜田省吾あたりか?あの頃、我が国ではディスコ音楽真っ盛り、洋楽はビジーズ、ジャーニー、デュラン・デュラン、ホィットニ・ヒューストン、ビリー・ジョエルなど歌詞なんかわからなくったって、曲が綺麗で、ムードでいけたアーティストが押せ押せだった気がする。もちろん、レコード会社がコントロールしていたわけで。
イギリスのパキスタン移民の出世ストーリーで、実話なので派手さはない。
さて、どこに自己投影して共感するかが問題だ。日本の家長制度は都市ではとっくになくなっていた。みんな中流意識。
やっぱ、カセットテープでしょ。邦題はうまいところをついてきた❗
あの頃、渋滞で、カセットテープを入れたり出したりして、ついつい、前の車にゴッツンコしたのを思い出しました。
政治オタクの彼女はシンディー・ローパーに多部未華子合わせたみたいな真面目そうなキュートな娘だった。
幼なじみのアイシャドー少年が1917のすぐ死んじゃう上等兵殿とはわからんかった。バンドに入れてあげなよ。幼なじみなんだから。タンバリンでもコーラスでもいいからと思った。
お母さん役の人はなんだか日本にもいそうなお母さんで親しみを感じました。
ミス・クレイは本当にいい人だったね。いい先生にめぐり会える幸せはなかなかない。生まれ変わらないと。
音楽に乗れないと苦痛
80年代のロックにはあまり馴染みのない世代だが、音楽を扱った映画ということで鑑賞。
MVかと思うくらい全編に亘って流れ続けている80年代調の音楽に対して想像していたよりも強い拒否反応が出てしまい、まったく受け付けられず残念。曲が好きなら最後まで楽しめたかもしれないが現実離れした演出も相俟って最後まで尻の据わりの悪い心地を味わった。
単純に家族ドラマ、青春ものとして見るにはまとまってはいるが、題材に目新しさがなく既視感が拭えない。80年代のロックが余程好きでないと楽しめないのではと感じる作品だった。
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