T-34 レジェンド・オブ・ウォーのレビュー・感想・評価
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エンターテイメント精神にあふれた作品です。堪能しました。
予告をみて、戦車の躍動感がすごいなと思ったのと
ロシアの映画ってあまり観た記憶がないなと思ったのと
ならば見てみましょうということで鑑賞。
びっくりしました。
戦争映画なんですが、エンターティメント精神にあふれてます。
ドラマとしてもしっかり練られています。
映像からも躍動感・スピード感が伝わってきます。
・敵地から戦車一両だけでの脱出
・少数精鋭のなかま
・一緒に連れてってとて懇願するロシア女性(紅一点)
・切れ者のようでどこか抜けてるドイツ軍の将校
↑こんな感じ (言葉だけではなかなか伝わらないですよね…)
そして見どころが戦車戦。
偽装して待ち伏せ ずどーん
市街を疾走・回るキャタピラ きゅるきゅるきゅる
装甲に弾ける砲弾 かきーん
敵戦車と密着 きゃー
旋回する砲塔 きゅいぃぃぃーん
タッチの差で発射 ずどーん
…
ガルパン?
撃たれた戦車に白旗上がったら面白かったのに。
かもさんチームもプラウダ高校もいませんけど
実写版でガルパン作ったらこんな感じの戦車戦映像になるのかなー
などと思ってしまいました。
パンツァーフォー☆
ロシア映画に何となく暗いイメージを持っていた自分を反省。
戦場まんがシリーズ(松本零士先生)も頭に浮かびました。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
※10/27 ちょっとだけ加筆訂正しました。
すごかった
近年のロシアの戦争映画は表現がえげつなくてすごくて、とうとう新潟でも劇場公開された。熱々の戦車戦がたっぷり見られてとてもよかった。
あてがわれた戦車の中で弾がたったの6発で、そのうちの一発を敵の司令部にぶち込むところが最高だ。
被弾して大破しなくても音がつらそう。砲塔の回転がゆっくりでその速度で生死が決まってしまうため、非常にじれったい。あの湖に戦車を沈めてそれぞれ徒歩で逃げていたら全員無事だったのではないだろうか。
戦車好きにはたまらないのかな
戦車の知識がなく、強い興味があるわけではないが普通に映画作品として楽しめた。
ロシアの兵士がナチスに負け捕虜とされ、逃走を図るストーリーなんだが、まぁ逃走劇のシナリオを丁寧に描くというよりは、戦車、いやT-34のかっこよさをいかに分かりやすく、派手に描いてくれる作品だったように思えた。
上にも書いた通り、さほど知識がない僕にもかっこよさや偉大さが伝わりあっという間に観終わってしまった。
ゲームをプレイしてるような快感さもあり、戦車がすきな人にとってはとても楽しめる作品ではないのか。
T-34は不滅です......⁉
この映画の主人公でもあるソ連製T-34戦車。アメリカの博物館にも展示され、旧ソビエトの友好国においては、ライセンス生産もされている。その中でも半世紀を超えた現在でもロシアの軍事パレードなんかにご登場されると聞く。(アメリカ人設計者がソ連に技術を売却している。)もちろん映画の題名にもなっているT-34戦車。その名に恥じない、これこそ戦車バトルゲームの実写版、あるいは、これこそ、ザ・戦車映画と言うことのできる緊迫感があり、臨場感のある戦車同士の接近戦での激しいぶつかり合いを撮影監督は我々視聴者に提供している。
1941年、ドイツとロシアが本格的に戦争状態を迎えた、ある日、戦車戦闘員としては、まだ駆け出しだったニコライ中尉が、前線での人員不足から、戦車の指揮者として乗り込み、今まさにドイツ軍戦車歩兵部隊が攻め込もうとしている村の病院を守るべく、1台の戦車T-34と数名のロシア軍歩兵で緊急出動するが.....? 3年後、ハインリヒ・ヒムラーの管轄の捕虜強制収容所にニコライ中尉はいた。そして、ここを舞台に最量産型戦車T-34と部下3名、そして紅一点のロシア人通訳のアーニャを合わせて、5名による脱獄劇の始まりとなる。武器は、もちろんT-34中型戦車1台と砲弾がたったの6発だけ、燃料も限られている。果たして彼らの運命は? (T-34の搭乗員5名まで)
重箱の隅を突きたい、個人的なハテナ? 1番はどうしても納得のできない場面。3年前の一戦で戦った戦車隊長が今や親衛隊大佐になっているドイツ軍将校イェーガー。彼から、戦死したロシア人戦車隊員がT-34の中に腐乱状態で残っているのに、その死体を運び出してから戦車の修理をするようニコライに対して、卑怯にもアーニャの命と引き換えに、半ば半強制的に命令を下す場面。その腐乱死体が残るT-34がトラックの荷台に乗っている。32トンの重量のある戦車をどのようにして積んだのか? クレーンがあるわけでもなし、ドイツ兵が自ら運転する訳でもなし、いったい誰が? わからない.....謎。しかも、修理を終わったT-34の最終車両検査・点検をどのドイツ兵もしていないのは、砲弾を見つけられたら......!? 映画になりません。
前半・後半を通し、息が詰まるような激しいパンサー戦車隊との死闘。その映像は、ストップモーションを多用し、砲弾が今まさに砲身より発射され、戦車の装甲を貫通し、砲弾が砕け散り、真っ赤に燃え上がったただの鋳物と化した破片が戦車隊員へ牙をむく。またT-34から同時にパンサー戦車から発射されたお互いの砲弾がゆっくりと交差する映像は、鮮明で、それに加え、このT-34戦車の欠点である居住性をダイレクトにわかる描写、走行時の揺れであったり、被弾による衝撃波が耳をつんざくという実戦感覚をうまく表現している。しかし、前半の村での戦闘シーンは、ドイツ兵があたかも人形のように、撃たれたら倒れる、また撃たれたら倒れる。痛いとも最後の叫びともありません。何ですかこれは.....
映画自体は、T-34 乗組員の一致団結やアーニャとニコライ中尉との関係や彼のロシア兵士としての勇敢さを描いている作品に仕上がっている。
ラストのイェーガーとニコライの名誉と意地とをかけた戦車同士の一騎打ちは見どころと言ってよいものとなっている。
Dedicated to all the tank heroes
of the eastern front of the Second World War,
renowned or unknown, those who were killed in action
and who survived.
英語吹替えで鑑賞することになった本作。その事より、たぶんオリジナルの言語で放映されると思うが、英語吹替えの欠点と言えるアーニャの通訳シーンが一部オリジナル音声を使っていて違和感が感じられ、臨場感も薄れてしまうものなので、オリジナルのロシア語のほうをお勧めする。その心配はいらないっか。それなら書くなってか?
"Daily Beast" と言うサイトの趣旨
独立・不敬・知性。受賞歴のあるオリジナルのレポートと、政治、ポップカルチャー、権力の分野での鋭い意見を提供。 The Daily Beastは常に懐疑的だが決して皮肉なことはせず、1日100万人以上の読者に情報を届けている。この映画に対するコメント。
‘T-34,’ Russia’s Jingoistic New WWII Movie, Is a Big Hit
With Putin's Public より
「この映画"T-34 レジェンド・オブ・ウォー"は、プロパガンダ映画の側面もある。ロシア文化省は映画の予算の一部を積み上げ、T-34が完成すると、ロシア軍は軍隊のためにこの映画をスクリーニングしたと伝えられている。
映画の成功に魅了されたクレムリンは、高価なCGIに頼らずにT-34のような映画をより多く製作できるように、買い戻すことのできる古い戦車を求めて世界的規模で探し回っていた。
この映画は大容量コンピューターで生成されたジンゴイズムが含まれている。それは、世界で唯一のものではない。たとえば、アメリカの監督マイケルベイのトランスフォーマーでは、ロボットがアメリカの国旗の前でポーズをとり、自由について演説している。
米国防総省はベイの映画に部隊と車両を寄付したほか、2020年発売予定のエアーフォース・ワン、キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー、トップガン、そしてその続編マーベリックを含む無数の他の作品にそれらを寄付している。」
名目予算はわずか800万ドル。プロデューサーの1人ジュリア・イワノワは、2018年5月にカンヌ映画祭で説明している。「コストを削減することができました。」と。こんなことは、よくある話で、考える必要のない事かもしれないが、頭の隅に置いてもよいかもしれない。
IMDb映画サイトによると "Budget:$10,000,000 (estimated) " 約11億円なり。
スクリーニング:映画上映
ジンゴイズム:自国・自民族優越主義的立場を指す言葉。
amazon.comでは、プライムビデオとして、すでに配信されていてクローズドキャプション (closed captioning,CC) で映画を英語字幕付きで見ることが出来、レビューの中には、この映画が1部、削除されているシーンがあると指摘している視聴者が数名いたが、どの部分かはわからない。
この映画は、『鬼戦車T-34』(原題:Жаворонок)という1965年のソビエト連邦で制作されたものをベースとして作られたとされる映画で、作者が敢えて、ドイツが誇る57 t(戦闘重量)ティーガー(英語読み:タイガー)戦車を使わずに中量級のパンサーをT-34の敵役に使ったことは、正解で、その小気味の良い動きを生かした反転動作や接近戦での両者のやり取りがスムーズに見えるところによると思われる。プロパガンダ映画と揶揄するサイトもあるけれども、ただいい映画だと連呼するサイトしかない、日本。あまりにも少ない情報からどのように、この映画をとらえるかが、見る側の立場かもしれない。久々のガチンコ戦車の戦い。歩兵のシーンを除けば、サクッと観ることが出来た。
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