「怪奇かつ前衛的でたのしい。」犬王 CinemaExpressさんの映画レビュー(感想・評価)
怪奇かつ前衛的でたのしい。
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友魚が盲目になった時、どうやって、周囲や文字を読み取っているかのアニメーションの色使いと表現がよかった。
湯浅アニメーションの緩やかかつリズミカルな動きが好き。
能楽や時代劇、室町時代など、個人的に鑑賞するのに少しハードルが高い内容だが、
ロックンロールにしたり、ライブ感を演出したりとアレンジされているのがよかった。
冒頭の、友魚と友魚の父が呪われるシーン、ラストのシーンはとても引き込まれた。
ひとつひとつのライブシーンは長かったが、繰り返されるのは湯浅アニメーションのお約束なような気がするから仕方がないか・・・!
アヴちゃんは、『千と千尋の神隠し』のカオナシぽくて、不気味さの中のキャタクターへのおもしろさを感じる演技・声質だった。
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