「力作だとは感じます」犬王 ダークブライトさんの映画レビュー(感想・評価)
力作だとは感じます
ミュージカルと言うのでシングやディズニー作品みたいな楽しいドタバタ系を期待して観に行ったらハズします。
そのつもりで行ったのでハズレました(笑)
しかし作画からは力を感じました。かなりの力作ではないかと感じています。でもそこまでです。
解せないのはここまでリアル、シリアス描写してきといてなんで現代的な音楽のロックにしたのか?あそこでエレキギターのソロはないわ。
せめてギターやドラムはサポート的に使ってほしかった。あくまでこの時代の楽器がメインで室町時代のセンスを増幅創造してほしかった。
音楽だけでなく、舞台装置やダンスとかも現代的なものをそのまま当てはめただけやん。アイデアがイマイチ。
その時代、犬王友魚は斬新だったのでしょ?現代人が観る演出としては斬新では、無いね、と。
惨殺シーンや爆死描写もあるので苦手な人にはオススメできないです。
とはいえ反芻思考してしまうかなりインパクトのある作品だと思います。
コメントする
かせさんさんのコメント
2024年5月12日
元々の歌舞伎や能が、現在の3倍ぐらいの早いテンポだったらしいので、生々しさ表現と現代の観客を惹きつけるためにロックを盛り込んだのかなと。
音楽の大友良英さんと歓談しながらアイデアが出てきたという側面もあったそうですが。