「ミュージカルというより、ライブアニメ」犬王 トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
ミュージカルというより、ライブアニメ
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本作は実在した能楽師の小説が原作になっているらしいのですが
それを知らなくても楽しめました
能楽師の子どもとして生まれた異形の子、犬王と
神器により失明をし、琵琶法師に弟子入りした友魚が
タッグを組み、民衆を熱狂させる
この映画の中盤から
歌を歌うシーンが長いのでそれでダレてしまう部分があるが
それを除けば歌のシーンはよかった
もうミュージカルというよりライブに感じてしまう
歌のシーンでも主演の声優も
違和感なく歌っていたし
パフォーマンス演出もすごかった
あの時代に派手なパフォーマンスができたかと疑問を持ってしまう部分があるが
序盤の琵琶法師が切られる事件の話は
実は呪いの伏線になっていたことなど
なぜ犬王が異形の子として生まれたのか
というところまでも
ミュージカルシーンと共に語られる部分はよかった
犬王の父が爆散するシーンは
グロいシーンが苦手な人は少しだけ注意
この作品は原作と時代背景を詳しいと違う感想になるかもしれないが
特になにも知らなくても個人的には楽しめた
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