「君を探して600年。」犬王 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
君を探して600年。
ファーストテイクと言う企画モノ動画でアヴちゃんを観て一発でノックアウトされました。アニメ・どろろのOP曲にもなっていた「火炎」を、アコギ一本の伴奏で歌うんですが、カッコ良すぎですよ。シビレまくりました。
よって。
100%アヴちゃん目当てでした。正直なところ、もっとアヴちゃんの歌を聴きたかったですけど。展開上は十分だったですかねw
申楽が現代化します。クラシックなロックから、ジミヘンになり、ちょっぴりヘビメタ化したり。ヒップホップダンスが体操になってトドメがシルクドソレイユw
もうね。吹っ飛んでますが。これくらいの嘘くささは、あって然るべきでしょうか。
物語りの方は、源平合戦から室町幕府の権威確立までの時代を背景にした若者たちの悲劇、と言うのが基本的な立て付け。平家の呪いや、悪魔的な存在を、起承転結のカナメにしながら、割と淡々と、ともすれば無機質に話を進めて行きますが、その控え目な悲劇展開は、結構好きかも知れない。
ハケンアニメを見た翌週に見たせいか、作り手の裏側を、色々と空想してしまうと言うw
作画の特徴もですが、登場人物の内心描写が良い感じにしつこさが無かったりして、スリムな作りが心地良かったです。
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