「程よい距離感。監督視点で素直に描かれた乃木坂」いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46 ラマさんの映画レビュー(感想・評価)
程よい距離感。監督視点で素直に描かれた乃木坂
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監督とメンバーとの距離感が良かった。無理ををせず、自然な視点で、ある程度の物語性を引き出している。
1年以上撮影を続けていたので、別の切り口、別の手法にすることができたとは思う。しかし、ファンに気を使い、まんべんなく多くのメンバーを登場させるスタイルよりは、ドキュメンタリーとして成立できているように感じた。
物語性を出すにしても1テーマあたり20分以上もたせるのは難しく、個別の話しの集合体ではあるので章立てしていることも好感が持てた。
個々のファンにしてみれば出演メンバーが限られていることへの不満はあると思うが、その気持ちをグッと抑えて鑑賞することをおすすめする。
マネージャー動画の編集版ではなく、ドキュメンタリー監督の視点であることを忘れない方が良い。そういう意味では最後まで紐解け無い部分もあったと感じるが、それはそれで良いかと。そもそも、掴みどころが無いことが、彼女たちの魅力なのだろうから。
私は素直に観られたので面白かったです。
時々強引な盛り上げBGMが流れるのは、ちょっと笑ってしまったが‥
良い映画でした。
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