PROSPECT プロスペクトのレビュー・感想・評価
全11件を表示
Grade-A Acting Vehicle B-Movie
Is it a coincidence Pascal was picked to lead the first Disney+ tentpole Mandalorian after this film? Masterfully he convinces this After Effects-polished larp shot in a local park look like its 4 million dollar budget didn't nearly all go into his bank account. Some shabby Serenity-style spacecraft interior also show the right inspiration. Don't expect much but Prospect can keep your attention.
未来でもSFでも、どこまでも人間
荒廃した、変にリアリティのある未来の惑星に降りたった父娘が淡々と進める生存をかけた戦い。未来という隔絶した(というか普通のアメリカの森林?)設定の中を彷徨うこれでもかと続く細かな描写、描くのはただだその世界を生きぬこうとする人間達。。。
シーのメルヘンな小説への傾倒と、悲惨な惑星での現実とのコントラストが印象に残った。
貧困と欲望
粉が舞い続ける不思議な森の惑星。地平線の向こうには巨大な星が浮かぶという幻想的な風景があった。空気はあるが、汚染されているため防護服は欠かせない。そんな辺境の惑星で鉱物採取する父娘であった。
トレジャーハンターみたいな人間もかなり住んでいて、人生を諦めたかのような宗教コミュニティやいかにも悪っぽい奴らもいる。宝石は植物の胞子の中?みたいなところにあり、傷つけると台無しになってしまう。ちょっと暗くて、早く逃げ出したくてしょうがない世界でもある。
宇宙船、ポッドの内部の詳細な描写がかなりさび付いた古臭い機械。この父娘も貧困から抜け出そうと必死なのだが、ゴールドラッシュ時のように人の心は荒んでいる。宇宙服に統一性もなく、中古品で間に合わせたといった寂れた雰囲気も一層盛り立てるし、ガラスケースに入った赤鬼みたいな囚人の存在もいい。
それにしても父親を殺した男とともに・・・という手塚治虫の「火の鳥」にありがちなテーマがあるかと思ったけど、そこまでの人間の本能までは描き切れてない。テーマがどこかに行ってしまって、雰囲気だけが残ったといった作品になりました。
不思議なSF映画だった
70年代SF風のハードウェアをさらにポンコツにしたような機材で辺境の惑星にやってきた親子。物語はゆったりと進み、ハードボイルドの雰囲気を醸し出しているが、見せ場がなかなかやってこない。それでいて展開が全く読めないので、退屈もしない。
特に感動もしないが、気分転換にぴったりだった。
匠の技と知識
宇宙の母船で暮らす父娘が高級宝石を採掘する為に小型ポッドでグリーン・ムーンという汚染された惑星に降り立ち巻き込まれる話。
鉱物なのか生物なのか良く判らない不思議な宝石を採掘する姿は何とも不思議で、それに始まり良く判らないし大して意味を為さない設定とキーワードを並べ立てる。
話が進んで行くと結局のところ、どこかでみたことがある様な、しかも結構安っぽいストーリーをみせているだけで雰囲気映画という感じ。
SF大好きという人には面白いのかも知れないけれど、特に思い入れがあるわけではない自分にはハマらず冗長だった。
全11件を表示