「「音楽」って「音を楽しむ」ということなんだと、改めてそう思わせてくれる作品でした。」音楽 もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
「音楽」って「音を楽しむ」ということなんだと、改めてそう思わせてくれる作品でした。
予告を見て気になりながら見れそうな機会が無く
鑑賞を諦めていたのが春先の頃。
いま、1週間の短期間で公開しているのに気付いて、
滑り込み鑑賞してきました。
シュール系のマニアックな作品なのかと (失礼)
思っていたのですが、意外としっかりした (失礼)
味のある作品でした。 (敬礼)
書き込みのレベルにムラがある気もしたものの
作り手側が思うように、好きなように作品を造っている
そんな感じを受ける、独特の雰囲気を持った作品でした。
気がついたらエンディング。
良い作品でした。満足です。
観れて良かった。
◇
以下あれこれ
キャラクターデザイン
特に「目」の描き方が独特
上かっこと下かっこが重なった目の描き方に
最初は違和感があったのですが
話が進むに連れてこれがなかなかいい感じに。 味があります。
描画
水彩画風かと思えば
パステルカラーの世界になったり。
作り手が好きなように作成している そんな感じが
見ているこちら側にも伝わってきました。
駒井蓮さん(亜矢の声)
「名前」という作品で初めて知った女優さん。
その時のメモ
「等身大を上手く演じている」 ふむふむ
今回は声優にチャレンジなわけですが、
なかなかいい感じでした。
「間」のとりかた
会話の途中に「空白」の時間があるのですが
これが長すぎないかと感じる場面がチラホラと。
特に主人公ケンジ君のセリフの番。
目を開けて寝てるんじゃないか
と何度も思いました。
何か狙いがあったのでしょうけど、 ここだけはちょっと。。
◇
古美術
の森田クン。
ロン毛のヴォーカル。
日常会話では女性の声なのに
歌うを聞くと、男性の声。 ♂? ♀? はて。
70年代フォークソングを連想。
心を撫でられる感じ
古武術
楽器演奏したことが無いメンツ の、割に
リズム感がしっかりとした演奏。
和太鼓の連弾(?)のような野太い演奏が
が心に響いてきました。
魂を揺さぶられる感じ
リコーダーとの相性もいい感じでした。
最後に
原作があるんだと今ごろ気付いてます。
うん。気になる。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。