感染家族のレビュー・感想・評価
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笑って許して。
館内一人ですよ。貸し切りですよ。これは誰にも気兼ねなくビビれると思ったら、なんのこたぁ無い。声出して笑って一人ツッコミしまくりですがな。と言うか、思いの外、楽しかった!
韓国映画らしいコメディタッチの冒頭部にガハハ。イヤ、ひとりぼっちだったので、普段は上げない笑い声を館内に響かせてみました。やや中弛みして来た、と言うか兄貴達のアホさにも飽きて来た所でゾンビ軍団発症。涙で別れたチョンビの再登場に期待しつつ、ゾンビパニックに突入。そこからは欠伸する暇もなくクライマックスまで一直線。
トンネルから出て来たアボジの元気な姿にオチは見えた!が、齧り付く訳ですか?ちょちょちょで抱腹モンですわ!イヤや、それ。絶対にイヤw
ゾンビ映画史に残しても文句言わない。スーダラ節(みたいなノリのムージック)に乗っけてダラダラ垂れ流される、愛と涙と笑い笑い笑いの、いや思いの外、笑えたんで三乗しましたが、笑えてホッコリするゾンビ物語は、パニックと呼ぶのが失礼なくらいの感動笑劇。もう、ほんとに、笑かすのやめて下さい。
「オレ達は逃げ切った。後は野となれ山となれぇ!」は、ゾンビパニックのお決まりの幕引きですが、さすがコメディ映画。笑って終われる決着の付け方がユニークで楽しかった。
楽しかった。とっても!
一人で観るには惜しいほどw
韓国製ゾンビ映画は、外れなし ??
映画のオープニングロールが、終わるや否やニュースの声だけ流れる。”悪いニュースがあります。現在調査中ですが、人に与えた薬が、はっきりとした結果に至っていませんが.......新しいニュースです。不法に薬を与えられた学生たちが.....もう人間ではありません!!」と言っている途中から、何やら暗闇の中で、あたかも貞子さんのように甕棺(かめかん)から誰かが這い上がってくる。そうゾンビ君のイケメン、チョンビさんの登場となる。しかし、このゾンビ君、動きが遅すぎて、村人の女性2人を襲おうとしても、彼女たちが会話に夢中でそのまま素通りされてしまうし、子供達には、"beggar”と言われてからかわれ、石まで投げつけられてしまっている。そうこうしているうちに父親のマンドクに噛みついてしまっていた。そして一夜明けるとマンドクが若返り、一人の村人にお金の代わりに内緒として話すが、次の日には、多くの村人が集まっていたという、ステレオタイプの話の流れになっている。しかし、若返りはゾンビ菌の潜伏期の作用であって、ゾンビ菌を発症してしまうといわゆるゾンビホラー・サバイバル映画となっていく。
前半の部分のシナリオは、個人的にはどこが面白いのかわからず、韓国の笑いのツボが理解できないでいると後半になって村人たちがゾンビになってからは、シナリオのテンポもよく笑える部分も出てきていた。途中、チョンビさんとマンドクの娘のヘゴルさんのとの淡い関係やゾンビがマンドクの経営するガソリンスタンドで夜中、インド映画張りのゾンビダンスをするところは、あまり嫌みのない描き方をしている。
この一家、末娘のヘゴル以外は、全員お金に執着しているし、オヤジのマンドクは一人、ハワイに行くために有り金全部を持ち逃げするという我がままし放題だったが、残った家族はガソリンスタンドを改修して給油機も新品と入れ替えることができたのだが.......?
ラストの落ちの部分は、安(心)新感染ッてか?すみません。字余りでした。『新感染 ファイナル・エクスプレス(2016)』より。
1845年創刊のシンガポール最大の新聞社、The Straits Times (Singapore)によると「終末論的な最終的な行為によって、アンサンブル・キャスト("ホテルのような一つの大きな場所に様々な人間模様を持った人々が集まって、そこから物語が展開する"という方式)はあなたに彼ら登場人物の運命を心配させました...」1953年創刊の韓国ソウル市の英字新聞紙、Korea Herald「映画を見るという事より、イラつかせるものは、これもできた、こうすればよいのに、自分ならこうしたのにと映画を見ながらず~ッと考えるのは、全く厄介なことである。」彼は、このエンタメの社説の中で辛らつな言い方かもしれないが、このようにも言っている。「 明白な問題:それほど面白くないこと」と。
ラストの落ちの部分なんかを見ていると監督がどのような映画作りをするのとか、案外、最近見られるような冷徹で、ある意味冷めたような終わり方をしない、新鮮さを個人的には感じている。
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