「映画館に見に行くほどの作品ではないかな…」カイジ ファイナルゲーム chrono3524さんの映画レビュー(感想・評価)
映画館に見に行くほどの作品ではないかな…
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途中の人間ドラマや、最後の「日本を皆で支えて良くしていこう」などのシーンが全くもってカイジらしくない。
カイジという作品の良さは「とにかく金が欲しい」「死にたくない」という泥臭い人間同士の戦いや感情のぶつかり合いや裏切り、そんな中でなんとかして主人公であるカイジが機転の良さ、土壇場での突破力を発揮して切り抜けていく様を楽しむところにあると個人的には思っている。
今回のファイナルゲームは謎の背景、政府を巻き込んで総理大臣を成敗するという謎のスケールの大きさと正義の味方要素、謎の人間ドラマと、おそらく原作から読んできたカイジファンならば困惑するであろう要素が非常に多かった。カイジの活躍もあるが「なんか違うな…」という感じ。ヒロイン(?)の少女もキャラが鬱陶しい。役者の皆様の演技は良かったと思う。
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