「コインの投げ方雑じゃない?」カイジ ファイナルゲーム Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
コインの投げ方雑じゃない?
追い込まれると才能を発揮するけど、根本的にはダメ人間なカイジの映画第3弾で、原作にはないオリジナルのゲームと物語。
景気が悪化して円が暴落、外資に支配され缶ビール1缶1000円という超インフレな極近未来の日本で、派遣会社に搾取される相変わらずのダメ人間なカイジが、再会した大槻にのせられてバベルの塔という大金か極秘情報を得られるゲームに参加し巻き起こっていく。
今回は帝愛じゃないのかと思ったら、案の定帝愛に絡んでは行く展開。
メインのゲーム最後の審判・人間秤は少しインチキ臭く、そこに絡むドリームジャンプも含めカイジらしい頭脳戦や心理戦はあまりみられないし回収の仕方が呆気なくて唸るものは無い。
ゴールドジャンケンでカイジらしい駆け引きはみられたけど、そこからの流れは残念だし。
最終的にはやっぱりカイジだねという落とし方をしてくれたし、懐かしい顔ぶれもちょろちょろ見られたし、それなりには面白かったけど、期待していたものとは違ったかな。
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