劇場公開日 2020年9月25日

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「「ハンターキラー」ほどではない」ウルフズ・コール bionさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5「ハンターキラー」ほどではない

2020年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 最初のシーンは、なかなかよかった。シリアに潜入していた仲間を救出する任務で、正体不明の敵から攻撃を受けて絶体絶命のピンチ。たよれるのは、ソナー分析官の「靴下」。敵に足音を聞かれたくないから、靴を履かないらしい。そんで、この「靴下」は、ソナーの音でスクリュープロペラの枚数までわかるらしい。ほんまかいな。最初の危機は、艦長自ら、ロケットランチャーぶっ放して、ヘリを迎撃して難を逃れるだんけど、潜水艦にロケットランチャーって常備してるの? 面白かったからいいんだけどね。

 中盤以降は、ハリウッド的展開ではなく、ちょっと肩透かし入れながら、予想を裏切る展開。まあ、それでも、世界大戦の回避は、潜水艦の男たちにかかっているというお約束は映画的に当然。

 去年の会心作「ハンターキラー」並を期待したんですけど、そこまではいたらず、ちょっと残念。まあ、それでも最後の最後まで、ハラハラすることはできたからまあまあかな。

bion
NOBUさんのコメント
2020年9月27日

今晩は
 私は週末、好みと思った映画から見る傾向があります。
 今作は自宅から最も近い劇場で公開されましたが”何となく匂い・・”今週はもう一つの近くの映画館で上映された映画から見始めました。(そのうちの1作は・・)
 で、今作ですが、面白くはあったのですが、長く記憶に残る作品かと言われると・・。
 映画のお客さんって、イマイチの映画の時はエンドロールが流れ始めるとゾロゾロと席を立ちますよね。
 私は客電が付くまでは、”絶対に”席を立ちませんが、今作は”ゾロゾロ度”が高かったですね。
 最近、ゾロゾロ度が0だったのは、「ヴァイオレット・・」と「甘いお酒・・」と「マティアス・・」と「ミッドナイト・・」でした。
 作品の余韻に浸っている時に、(エンドロール中に)席を立つ輩に対してイラっと来る不寛容度合いが強まっているNOBUでした。(2分程度待てなくて、何を急いでいるのだ!)
 では、又。

NOBU