潤一のレビュー・感想・評価
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何度も観たくなる作品
映画ではなくVODで6話とメイキングを鑑賞。
志尊淳の作品に対する想いと、彼の美しいベットシーン。作品が彼が23歳の時の公開である事を考えると驚きだ。
「官能的」「初ベットシーン」と囃し立てられて鑑賞した方もいるかとは思うが、決して、生々しいものではなく、どこまでも美しく、潤一との交わりは「優しい綿に包まれた天蓋の中の出来事」の様で、で夢なのか現実なのか、不思議な感覚に陥る。鑑賞し終えた後は、小説を読んだ後の読後感とも似ている。
それは、原作が小説だからと後で知るのだが、原作を読み、世界観の見事な映像化、更に原作を活かしつつそれぞれの話に伏線が貼られているという、脚本の素晴らしさを感じぜざるを得ない。そして掴み所のない潤一を志尊淳が見事に体現している。
プロット自体はエンターテイメント性を重視しておらず、小説が原作なので、そう思って鑑賞する事がお勧め。
何度も観たくなり、原作も何度も読みたくなる。
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