「命は、軽いもの」カルガ 積荷の女 Teiranさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5命は、軽いもの

2021年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ソ連崩壊後、出稼ぎの為に国境越える筈が
騙され人身売買の組織に閉じ込められて売春婦にされる
女たちの話、終始暗いトーン

(「積荷」というのは、人身売買用のトラックの荷の事で
女たちはその実態を知らぬまま物資と一緒に乗っている・・・)

・・・退屈はしなかったけど、面白かったかというと微妙

ドキュメンタリー・タッチなら見ごたえあったかも

登場人物が、皆何かというと手持ちぶさたにタバコを
プカプカ←演出の幅が狭いのをごまかしているように
感じます

すぐ人を脅したり、あっさり殺す殺される死んでしまう
人ばかり

それが、かの国の現実なのかもしれないけれど

終始命が軽いものとして描かれています

ラストのメッセージは、あまり心に響いてこなかった
けれど、ヒロインのヴィクトリアのように
困難な状況に陥っても
生き延びる為の努力をしろ、周りの人々も
見て見ぬふりをせず現実逃避せず
それを助けろ、という事かな・・・うーん

映画としては、☆5満点で、2つ半かな

コメントする
Ririen