ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのレビュー・感想・評価
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【”高校生活、真面目に勉強して来たのに、何で遊んでたアンタ達が良いトコに入れるのよ!”勉強ばかりしていた”イタイ”二人の女子高生がサマザマな”実践”を積んで成長する姿をオカシクも愛おしく描いた作品。】
ー今作の監督は”あの”オリヴィア・ワイルドと資料にあり、ビックリした。
だって、「ラッシュ/プライドと友情」のイケイケ美女や、最近では「リチャード・ジュエル」で、彼を執拗に犯人にしようとした記者を演じた人ですよ・・。(深い意味はない・・)
更に、今作品の弾け切った面白さ(特に後半)に、二度、ビックリした作品。
笑いのセンスが凄いなあ・・。-
■印象的だったシーン
・生徒会長のモリーがトイレで、同級生たちの彼女の悪口を聞いてしまうシーン。ドアを開け、”私はエール大学に行くのよ!”と鼻高々に言ったら、まさかの
男と遊んでいる女と思っていたアナベルから”私も、エール大学。学校で会っても声を掛けないでね・・” 男子二人も名門大学、有名企業に進むことが分かったシーンのモリーの驚愕の顔!
・で、弾けたモリーが親友エイミーとともに、高校最後のパーティに出陣!
ーエイミーのパンダ問題など、”男には想像でしか分からない”のだが、とてもオカシイ。校長先生も内職で大変だし・・。-
で、エイミーは好きな女の子に告白しようとするが、ナカナカお目当てのパーティに辿り着かない・・。ジジは瞬間移動の技を持っているのか、どこにでも出現するし・・。ー
・漸く辿り着いたお目当てのパーティで、エイミーはあっさり撃沈するが、何故かそりが合わなかったホープとトイレで・・”そこ、別の穴・・”
ーうわわわ・・。アメリカの女子高生って凄いなあ・・。オカシイ・・。-
・モリーもアナベルの真の姿を知り・・。
ーそうだよねえ、勉強してなければ、エール大学には入れないよなあ、多分・・。- そして、初めてエイミーの進む道を知り、大ゲンカ。
ーエイミーはモリーのいう事を何でも聞く只の友人ではなかった・・。キチンと夢を持っていたのだなあ・・。-
・そのエイミーが勇気を奮い、皆を助ける場面では、少し沁みる・・。
ーモリーの生徒会長挨拶のシーンも勿論、良い。-
<様々な”実践”を積んだモリーとエイミーは、ちょっと皆から敬遠されていた友人たちとの絆も深まり、夫々の道を歩んでいくのであった・・。
それにしても、コミカル&エロの絶妙な絡ませ方は、日本の高校生が主人公の映画では、観たことがない。お国柄かなあ・・。>
■蛇足
・エイミーのパンダ問題、家人に使い方を聞いてみようかなあ・・。張り倒されるかなあ・・。
新しい世代の高校卒業物語。
book smartとは、書物上の知識がある、学問はあるが常識がない、ってゆう意味みたいです。
対義語(多分)は、street smartで、世慣れた、世間ずれした、っていう意味なんだとか。
ブックスマートだったエイミーとモリーが、ストリートを歩み始める前夜のお話です。
エイミーとモリーの高校は、面白い面々がいます。
エイミーの思い人ライアン(女の子)がとてもいい。リスみたいな前歯に、カーリーブロンドでメガネっ子。
ベタなモテ要素がないけど、同級生にいるかもってゆうリアリティがあってよいです。
キャスティングがほんとにいいなと思いましたよ。
トリプルAってゆわれている女の子と、一緒にトイレでモリーの悪口ゆってた男子2名も、いい味だしていたし。
特にメキシコ系の子、憧れの先生を見て、みつあみほどくところ笑った。
なんでほどく?みつあみでもかわいいのに?おもろーい。
シェイクスピアの喜劇を悲劇として演じるとかゆってた、黒髪眼鏡のスーツ系おしゃれ男子と、相方(?)みたいなド派手アフリカン男子も見てて面白かった。
なぜかどこのパーティにもモリー達より先に来ているジジ(この人キャリーフィッシャーの娘だそうで)も最高。
なんで卒業式に月光の第三楽章を弾いているんだ?なジジ。パンチきいてた。
エイミーに突っかかるかわいこちゃんホープは、実はちょっとエイミーが好きで、パーティ会場でちょめちょめ…ぐふふ。
他にも校長先生の副業とか(校長先生の中の人はオリヴィアワイルドの夫さんだとか)、自分の写真入りTシャツ作ってる男子とか、小ネタのエッジが立ってて笑った。下ネタもいい感じ。
いるか?と思ったのは、ドラック漬けのイチゴ食わされて(ジジにW)、ラリった時に二人で見たバービー人形かなんかに変身するくだりが、意図がつかめず???でしたよ。
ふたりとも淡い恋に破れたものの、けんかもしたものの、相いれないと思っていた同級生の良き一面を見つけ、自分の欠点を親友に突き付けられ、今までの自分ではいられなくなった。
良き青春物語だったと思います。
モリーは、ミシェルオバマとルースベイダーギンズバーグの写真を部屋に飾っていて、最年少でルースと同じ職についてやるって決めてる仕切り屋さん。
エイミーは、たぶん内弁慶ってゆうか引っ込み思案で、自分から動くことが苦手。それを変えたくて、モリーに内緒で一年アフリカへ行こうとしていたのかなと思う。
あいつらは私達のことを何も知らないのよ!
と丘の上で憤慨していたモリーのセリフはそのままお話のオチに繋がることになりました。
人間は多面的で、つまらない奴だと思ったら面白いところがあったり、良い人だと思ったら凶悪犯だったり。
トイレでモリーを馬鹿にしていたカースト上位的なクラスメイトも色々な面がある。
個人的にはナルシストのアホボンかと思ってたジャレッドが優しくて思いやりある人間だったこと。
ジャレッド主催のパーティに誰もいないとこ、ほんとにつらかった…
ツイッターで絶賛されるほどの内容ではないと感じたんだけどミニシアターっぽい佳作でした。
本命のパーティに参加するまでがちょっとダルすぎたな…あとどの作品でも下ネタあんまり好きじゃないので笑えなかった。ちょいちょいおもろいとこあるんだけどね。
アメリカってやっぱ日本と全然違うな〜と思ってしまう。モリーのあの見た目で陰キャなのにほぼ卑屈になることがない、それはエイミーも同じなんだけど。
いやいや陽キャのパーティなんて行ったら笑い者にされるのでは…そんなクラスの人気者といい感じになんてなれるわけないじゃん…とハラハラするのはほんと日本人に染み付いた思考だなと思う。彼らの自由さや自尊心の高さ、相手を認める気持ちは社会人の私より人間が出来てるなぁと感心してしまった。多分名門大学に行くような子が結構いてるということは土地柄も悪くないのだろうけど。
そして空港までスルスル〜と運転できる初心者ドライバーのモリーが羨ましいと思いました。怖くて未だに運転できねぇ。
ちょっと今までと一味違うハリウッドの青春映画。もう一プッシュあったら。
この映画は某映画雑誌のレビューで評価が高いのに驚いた。どんなものか観てきた。なるほど、今までとはちょっと違うハリウッドの青春映画。何か嫌な事や心身をスカッとしたい時に観たい映画だ。主人公が真面目なアメリカの女子高校生二人組。今までのハリウッド青春映画なら卒業前夜でパーティーをして一夜をカップルで過ごし、はいおしまい程度で海外ドラマでもある光景だが、この映画は女の子だって卒業パーティーに参加して好きな男の子と遊びたい。しかし、これでいいの?私たちの友情は?真面目だけではだめで少しは楽しもうよと前向きにさせてくれる内容。侮れない。ただ、意味が不明で時間稼ぎのアニメシーンやドラッグシーンはマイナス。この点はまだまだ海外ドラマかと思わせる映画内容。もう一押し欲しかった。ドラッグシーン以外はスカッとするハリウッド映画。心身をスカッとしたい、嫌な事があった若い女性の方には満足できる映画。
ダブルミーニングな意味を持つライトでポップ、程好く過激で下品な青春バディ映画です♪
なんとなく面白そうな作品で興味があって、観賞しました。
で、感想はと言うと、結構良いよ。
ライトで結構下品w
70〜80年代のアメリカの青春映画みたいで「すてきな片思い」「初体験/リッジモント・ハイ」をなんとなく思い出しました。
でも、あの時代と違うのはLGBTの問題なんかを入れてたりしていて“今風だなぁ〜”と遠い目になりましたw
過激な描写や下ネタ満載なんかは変わらず普遍的なのが青春映画っぽいw
真面目に高校生活を送ってきた2人が、周りのパーティピーポーがバカばっかりやってるのに、自分と同じくらい、もしくはそれ以上の大学に進学や優良企業に就職(Googleですよ。Google!)に決まっていたりして、なんとなく自我が崩壊しそうになりながら、急に遊んでいない事に後悔してきて、卒業式前夜にバーティピーポーと化し、クレイジーパーティピーポーナイトを敢行すると言うのが簡単なあらすじ。
ガリ勉だけど一度タガが外れると猪突猛進気味なポッチャリのモリーと才色兼備でソツがない感じだがちょっと堅物で見た目よりもアクティブで同性愛指向のエイミー。
二人は仲良しだけど、いろんな事に奥手。でも結構過激。
「ダーティ・ペア」って感じw
クラスメイトが主催する卒業前夜パーティーに参加する為に場所を色々調べて参加すると言う他愛もないと言えば他愛もないが、卒業前夜で興奮と衝動が抑えきれなくなり、色々と暴走を巻き起こす。
テンポが良いんですよね。話のテンポも会話のテンポも。それでいてなんか楽しそう♪
まさしく日本には無いアメリカの派手でカジュアルでフリーダムな感じが憧れます。
やっとたどり着いたパーティーでそれぞれがそれぞれの目的や思いを達成しようとするんだけど、いろんな思い通りに行かない事やアクシデントが発生。
お約束と言えばお約束ですが、この辺りが懐かしいオールド青春グラフィティっぽい。
難点はパーティーにたどり着くまでが些か中弛みがする感じなんですよね。
あと、笑いのポイントがちょっと個人的にズレる感じがしなくもない。
笑かそうとすると逆に引くと言うか、そんな感じ。
そんなにハリキらんでも良いよと言うんでしょうかw
描いている内容はハイでライトな感じに見えても、実はアカデミックヒエラルキーとかLGBTと結構ヘビーな事。
でもそんな問題も明るく観られるのはこの作品の強みなんですよね。
タイトルの「ブックスマート」は英語で書くと「book smart」。
てっきり、books martと本市場みたいな意味と勘違いしていましたw
で、意味の「book smart」の意味は「世の中を知らない」的な意味合いで、学生に向けた意味と頭はいいけれど社会では成功しないと言う、パーティー参加前の頭でっかちなモリーとエイミーに向けての意味も込めたダブルミーニングな意味も込められている感じ。
でも、学生の時なんて、何処か頭でっかちで世間知らず。なのに知ったかぶりをする感じの半分大人で半分子供。
そのままだったら社会では成功しないかも知れないけど、そこから沢山の失敗と挫折を経験していく訳ですから、それで良いんですよ。
それが若さの特権でもあるんですよね。
なので、そう考えると良い意味のタイトルかと思います♪
ライトでポップ。結構下品でヤンチャ。程良くご都合主義で過激。
良いんでは無いでしょうか。たまにはこう言うおバカな青春映画が楽しめます♪
家族で観る作品ではありませんが、友達とワイワイ観るぐらいの下品さが良い。
でも、近くに居るのが当たり前になってる友達の有り難さを再確認させてくれる作品でもあります。
笑いのツボは人それぞれですが、結構良いんではないでしょうか♪
笑いのセンスがすごい!
出てくるのが自分の道を爆進する人ばっかりなの。そこがもう面白くて。
冒頭は主演二人の掛け合いからなんだけど、それが乾いた笑い系なんだけど、バカバカしくて面白いのね。面白い女子高生みてる感じ。
主人公は「私は勉強して良い大学に行くけど、あんたたちは遊んでたから、これから大変ね」って見下してるんだけど、実はそいつらも良い大学に行くことが解って「このままじゃ勉強だけしてた高校生活だ!」ってことになって卒業前日のイケてるパーティーに行くことに。
この辺で笑いのペースも落ち着いてストーリー見てくんだけど、それでも目的のパーティーになかなかたどり着けず面白いの。
それでようやくパーティーに行き着いて、主演二人のお目当ての人と良い感じになって……でも、この話の流れからして絶対うまくいかないから「どうなるんだろう?」とハラハラしてると、綺麗なシーンから綺麗に決めてすげえなって。
そこからは一発逆転な感じで、遊んでなかった高校生活を一夜で取り戻した感じで良かったかな。
ラストシーンまで明るくまとめて良かったよ。
この作品、シリアスな台詞をシリアスに言うところがほとんどないのね。すぐに笑いを入れてくんの。そのバランスがうまい。メインスタッフのほとんどが女性だってことで、それが効いてるのかなと思ったよ。
キャスティングも良くて、ケイトリン・デヴァー(エミー)、ダイアナ・シルヴァーズ(ホープ)、モリー・ゴードン(トリプルA)、ヴィクトリア・ルエスガ(ライアン)は印象に残ったの。
こう書いても、次に観るまで忘れてるんだけどね。
日本でリメイク版作るとするとしたら、 渡辺直美と伊藤美誠かな さえないお勉強女子二人組の一夜漬けは満足だった?
ちょっと、おじさんにはツラい映画だったけど、エッチなトイ・ストーリー、まんまライオンキング、指名手配のピザ屋のおじさんと髪の毛アルカイダはよかった。
日本でリメイク版作るとするとしたら、
渡辺直美と伊藤美誠かな
ピザ屋のおじさんは中川家礼二で決まり
ジジはシェリーかな
あとはダレノガレ、森泉、藤田ニコル、高橋メアリージュンあたりたくさんいるね
音楽の先生役でアンジェラ・アキ。
嫌みな数字の先生役はホラン千秋。
イケテる校長先生はマイケル富岡。
結構まあイケルかも。
メガネの細身のスケボー少年(ライアン)が女の子だったことにおじさんは愕然。水中シーンよかったなぁ。かなり元気出たです。
アメリカの高校生、カラダ丈夫そうで羨ましい。ガールズフレンドシップのお話しでした。ちゃんちゃん。
卒業式前夜は、ハチャメチだ!
真面目一筋の2人は、クラスメイトが
遊んで学んで、進路もいいなんて!
悔しい!
せめて一夜の卒業パーティーだけでも
悔いなくいくぜ!
とはしゃぐ、はしゃぐ!
警察もやってきて
微笑いました!
青春が詰まった1日
アメリカ国内の高校生活は映画やドラマでしか触れることはないが、それらを見る限り物凄く日本と違う感じはしなくむしろ共通する部分が多く感じる。
主人公のモーリーとエーミーは日本で言うところのいわゆる真面目系の陰キャである。対照的なパリピ系の陽キャを当初は毛嫌い、故に対照的な存在からも自分たちは毛嫌われるところからストーリーは始まる。
しかし卒業前夜祭のパーティーに参加する事でガラリと変わる。明日で卒業するというリミッターを外しやすいキッカケはあるとは言え、素直になり心を開くことでこれまでは互いに毛嫌い避けてきた仲間と深く関わり互いを知り合う。
深く関わることで喜びを感じることもあれば悲しみも感じる事もある。故に親友とも喧嘩し、そして今まで興味もなかった存在の者と理解し合い、恋に落ちたり…
高校生活で味わうことのできる青春を1日に詰めたような卒業前夜祭であった。
中々下ネタも多めでコメディ色がかなり強く途中で胃もたれはしたが、女性監督ということもあって女性目線らしい下ネタは新鮮味あって面白かった。
大人が楽しめるのはもちろんだが、個人的には監督も若者、学生に向けたムービーであるかなとも感じた。
この作品が気になる若者は是非とも見てほしい。そして若いうちにしかできない事をとことんやって、時には傷つきながらも身近に潜んでいる幸せん見逃す事なく青春を謳歌してほしい。
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