ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのレビュー・感想・評価
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タイトルなし
誰よりも勉強をしてきたモリーとエイミー
イエール大への進学も決まり鼻息荒い
卒業まであと1日
級友も一流大学へ進むことを知る
『勉強以外も楽しんでいただけ』
そう言う彼らを前に
遊びに時間を費やさなかったことに気づき
一晩で状況を正そうと
卒業パーティーへの参加を決める
.
ガリ勉 vs イケてる子たち
80年代の学園物
ステレオタイプの青春映画
かと思いきや…
級友たちはジェンダーレスだったり
人種も様々個性豊か
ユニークなキャラクターばかり
男女共に偏見もなく
容姿を蔑んだり嫌がらせなどしない
.
《本当の自分をわかってくれない》
ではなく
見方は自分次第
心を開いていなかっただけ
自分が
《他人を知ろうとしなかっただけ》
.
モリーとエイミー
親密な友情に傾倒するのも若さ
離れることへの恐れから喧嘩もするが
共依存の友情の卒業を
コメディ要素を含んだ内容で描かれています😌
面白かった😊
青春時代の友情に思いを馳せたくなること間違いなし
女優オリヴィア・ワイルドの監督デビュー作は、
下ネタ含む生々しい描写とイタい青春の記憶がハイテンポで駆け抜けていく一作でした!
高校生活を全て勉学に捧げた女子2人が、卒業前夜にパーティーデビューしようと奮闘する姿を描きます。
まずは、数々のフレッシュな映像表現、青春の儚い輝きを捉えたカメラワークなど、初監督とは思えないオリヴィア・ワイルドの手腕に脱帽。
この引き出しの多さは天性の才能なんでしょうか…?
すべての登場人物を決して一面的に描かない姿勢からも、作品への深い愛情が伝わってきました。
1作目からとんでもない完成度に仕上げてきた彼女は、今後も映画ファンを唸らせる活躍を見せてくれると確信しています。
そんな今作の主人公、お下劣ジョークを早口でまくし立てるモリーと、それに気恥ずかしそうな反応を見せるエイミーのコンビは相性バツグン。
特に後者を演じるケイトリン・デヴァーは、控えめな表情に喜怒哀楽を宿らせる演技がほんとに素晴らしかった。
想いを寄せる同級生を自信なさげに見つめる彼女の姿が頭から離れません…
鑑賞前はどちらかというと前者を演じるビーニー・フェルドスタインに注目していましたが、今作で一気にケイトリンのファンになりました。
そんな彼女たちが勉強中心の生活を送った結果、恋愛等の面で周囲に後れを取る姿は、自分の過去と通じるものがあり痛々しいことこの上ない。
それでも、狭い世界に生きる2人が背伸びして、痛い目に遭って、それを糧に少し大人に成長する姿はとても愛おしく感じられます。
過度に湿っぽくせず、あくまでサラリと描いてみせる「2人の青春の終わり」にもぜひご注目を。
この女性バディムービーの新たな傑作、青春時代の友情を懐かしく思うすべての人にオススメ!
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