ブライトバーン 恐怖の拡散者のレビュー・感想・評価
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金曜ロードショーとかDVDで友達とわいわい見ると楽しいタイプの映画...
金曜ロードショーとかDVDで友達とわいわい見ると楽しいタイプの映画。
スーパーマンが悪だったらっていうコンセプトは面白いんですが、雑な展開も多く「なんで?」「なにっ」「思わせぶりだった〇〇はどこに行ったんだよ」っていう感じで視聴者がおいてけぼりになることもしばしば。内容的には子供が駄々こねてるだけですしね
副題がいただけないなぁ
恐怖の拡散者って、いかにもSNS世代を意識した副題はセンス0。
力を持った少年(宇宙人?)が、年頃だけに使い方が分からず抑制も出来ず悪いとも思わず、悪と決めつけた人に制裁を食らわすのだが、そこに育ての親の葛藤が加わって、映画は展開していく。
しかし好意を寄せていた彼女から少し気持ち悪がられて思わず傷付けてしまうのだが、学校で双方の親が罵りあいになるあたりは流石アメリカと言うか日本ではあまり無いだろう状況だ。
明らかに少年が悪いのにね。
恐怖の拡散者の割に、かなり狭い範囲で拡散しただけで終わってしまう映画だったが、それなりに楽しめたので星は3.5。
次があれば是非マーベルがDCに参戦して、ヒーロー達と戦って欲しいけど、少年だから絶対無理か(笑)。
スーパーマンの奇跡性がよくわかる
タイトルの通り、上映中も上映後も皆様ご存知「スーパーマン」という存在がいかに奇跡的なものか、今作を観るとよくわかる(地球に来た目的がまったく違うということはあるものの)。ここまでではなくとも大なり小なり今作のブランドンのようになっちゃうよ。少なくとも俺はそうなる自信がある(なんのこっちゃ)。今作は意外に評判が良くないのであまり期待していなかったのだが(事前情報として拡散されていたのに、蓋を開けるとジェームズガンが「監督」じゃないというのも期待せずの原因)……なんだ素晴らしい作品じゃないか!ホラーというよりは直球で「ヒーロー」作品でした。MARVELというよりかはDCや、もっと言えばミスターガラス、クロニクル好きなひとにより刺さるかなという感じ。
最後に。ブランドンは設定年齢を差し引いても観ていて「とっても凡庸」です(それも上記の「地球に来た目的」に関係あるのだろうが)。だからこそ、今作は「怖さ」というものがだいぶ伝わると思うです🤔
非行に走ったヤングスーパーマン(泣)
アゴ外れ、でも映画は当たり
もうちょい・・。
ホラーが見たい人に…
スーパーマン到来!
反抗する奴には容赦なし。
『ブライトバーン 恐怖の拡散者』鑑賞。
*出演*
ジャクソン・A・ダン
*感想*
これは面白い。普通のホラー映画とはまた違った怖さがありますね~。突然、空から降ってきた宇宙船の中に子供を発見した田舎の夫婦。10年間大切に育てたハズがちょっとした反抗期がきっかけにブランドンは赤黒いマスクをかぶって豹変する。
自分に対して反抗してきた者は容赦なく抹殺。家族や同級生に対しても容赦なく襲撃し、グロさはまぁまぁグロかった。(^^;
ストーリーはなんとも救いようがないのが一言。話のテンポは悪くなくて、グロさは個人的には丁度いい。時折、ビクッとなるシーンはありますけど、あれぐらいなら余裕です(笑)
両親が可哀想なのか、ブランドンが可哀想なのか、なんとも言えないんですが、とにかく面白かったです。
まるで悪のスーパーマンみたいでなかなか面白かったです。
足りないもの...それは「愛」だ
スーパーマンが悪に目覚めてしまったら…
Disney+での配信が決定しているマーベルで言う『WHAT IF…』みたく「もしも」ストーリーのようなのだが、実はスーパーマンがダークサイドにおちてしまうという作品は、DCコミックスでも何度か描かれていて、2019年の今となっては何も目新しくはない。
田舎の農場を営む子供のいない夫婦のもとに、宇宙からやってきた赤ん坊を育てることになったという設定が、まんまスーパーマンの設定であって、スーパーマンの場合はスモールヴィルという町だったための「S」という文字を使うようになったことと、この作品でブランドンが育った町ブライトバーンもしくは自分の名前ブランドン・ブレイヤーの「BB」という点も似ている。
ひとつひとつのシーン、例えば思わぬことで超怪力が発動したり、芝刈り機に手を突っ込んだりと本家「スーパーマン」やヒーローものでよく観てきたシーンが盛りだくさん。今新作の「スーパーマン」映画でも公開しているなら、「この時期にこれをぶつけたきたか!!」という驚きもあるが、今この内容でやられてもいまいち盛り上がりに欠けてしまう。
ドラマシリーズの『ヤング・スーパーマン』が人格者として作り上げられていくとこでスーパーマンになるまでの成長過程を描いていた。スーパーマンの人格の良さは生まれつきヒーロー的だったわけではなく、ケント家の人々や周りの友人や仲間に恵まれていたことだということを描いていて、ドラマ内でもダークサイドに陥りかけるエピソードはあった。しかし、それを留まらせたり、浄化したりするのは「愛」というわけだ。この「愛」は恋愛だったり、人間愛だったり、家族愛だったり…と特定のものではない。しかし、この映画に欠けているものがあるとしたらそれは「愛」を描いていないことだ。
4、5歳ならまだまだ物事の分別がつかないとは思うから、あるきっかけでどちらにでもなってしまうというなら分かるのだが、人を殺す躊躇いや人が死ぬときの気持ち悪さ、逆にその快感をおぼえるのだとしても、それが突然12歳にして覚醒したというのは考えにくい。
12歳の反抗期で突然、覚醒したという設定にしているが、言ってみれば12歳までは一緒に暮らしていた育ての親とその親戚なのにも関わらず、ブライトンの家族に対する思いというものがいまいち見えてこない。
残酷なことが好きであれば、12歳になるまでに動物を殺して楽しんでいたり、少なからず予兆があったはずだと思う。だからこの映画では親の育て方にも問題があった様にも感じさせられる。
12歳で突然自分の意思とは関係なく、残酷なことも平気になって、人も殺す躊躇いもないという設定であれば、自分の意思とは関係なく行動してしまうが12歳まで育ててきてもらった、育ての親との思い出や触れてきた優しさがフラッシュバックして、自分の中では抑えたいと思っているけど、自分の内なる部分に秘めている何かが暴れだそうとしているという設定にした方がよかったと思う。
その引かれてしまったトリガーを元に戻すのが、親としての子供に対する「愛」ではないだろうか。ブランドンが完全に覚醒するまでは少しながらエリザベス・バンクス演じるトーリがみせてはいたが、覚醒後は恐怖の方が勝ってしまい、どう子供に正気を戻させるかというより、宇宙からやって来たモンスターとして吹っ切ってしまって、どうしたら殺せるかという方向に思考が向いてしまっていることには正直、ガッカリだった。
いよいよ自分の子供が実はヤバい奴だと知ったときに、とる親の行動が両親そろって酷いし、明らかに今までの出来事がブライトンの仕業だと知っても、親だったら仮にも子供を殺すことを躊躇うと思う。
実の親子ではないとしても、最後までブライトンを信じてほしかった。何故ならスーパーマンのケイト夫妻なら、間違いなくそうするからだ。スーパーマンのオマージュであれば、そこまっでやってのシニカルなラストでも良かったと思う。
大切な人を殺さないといけない、特に子供というプロットは代表的な作品として『オーメン』がある。自分の子供が悪魔の子となると知ってしまっても、やっぱり自分が育ててきた子供は殺せないという葛藤を描いているから、『オーメン』は傑作なのであって、ダミアンを悪魔の子だから、躊躇わずに銃で撃ちました…「だって悪魔だから」ってラストなら観ている人から共感を得ることはできないはずだ。
この作品はスーパーマンの育て方を間違えたら、子供の教育には不向きの人間のもとに拾われたとしたら…という問いにもなっている。ケント夫妻だったら、どうしていただろうと思って観るとそれが良く分かると思う。
スーパーマンのオマージュとして、ひとつひとつの描写をホラー的演出にしたことで辛うじてB級ホラーにはなっているのだが、スーパーマンを意識させすぎてしまっていることが良くも悪くもこの作品のハードルを上げてしまっていると言ってもいいだろう。
ブラストバーン
あまりにも軽すぎる人間関係
かなり面白い
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