ブライトバーン 恐怖の拡散者のレビュー・感想・評価
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反抗期で“悪”に目覚める!
反抗期の子供がスーパーパワーを持っていたら?って感じですねこれは、その力は超強力で悪の力にするのです困ったものです。しかも子供だから加減もしらないからたまったもんじゃありません。通常だったら甘酸っぱい思い出に終わるような女の子から嫌われて言われる一言も、ブランドン君にかかると手の骨をボキボキにしてしまう始末…
ただちょっと物足りなさもありまして、少年の反抗期くらいな理由で悪に走ってしまう残念さです。もう少ししっかりとした理由が欲しかった。最終的に全人類を敵に回すような悪の存在にまでなるのですから、子供の頃にそんな事が有ったら当然悪に走るよね!って同情できるような理由が欲しかったのです。
そして他の余計なところに力を入れすぎています。というのも、この映画注意なのは案外ホラーな一面を持ち合わせていることです。もちろんスーパーマンのように空を飛びまわり家の破壊を繰り返す場面もありますが、大人を殺してしまうシーンがかなりグロいのです。さらには急に大きな音で驚かせたりと、ホラー映画さながらで結構ドキドキさせてくれる作りになっています。しかしですよ、この映画にホラー要素必要なのかな?って思った次第。
ということで、ブランドン君はただの我がままから産まれた悪役なので、ダークヒーローとも呼べない存在なのです。なんだろうこの理不尽感は。できれば、もう少し誕生秘話に力を入れてほしかった作品だなと。
最後はすっきりせず続編に続くような終わり方をします。いったいこの後どう話を進めていくのだろうか?悪の存在のブランドンに対して何か正義の存在を出すのだろうか?それとも、我がまま悪まっしぐらな続編をつくるのかは興味があります。
まさにB.B(バッドボーイ)。こういうおバカ映画は好き。
ただスーパーマンがグレて育ったら、というだけの発想で作られた出オチ作品。脚本の安さ、見たこともない役者陣、深く考えずに見れるから深夜テレビで見るにはちょうど良い。
制作側もはなからポップコーンムービーとして作ってるから、間違っても子供の教育の参考にしようなんてしてはいけません。にしても同級生の女の子の行く末が心配だ。
続編作らないかな、あるいはジャスティスリーグに絡むことあれば面白いかも。ガン監督はすでにDCのスーサイドスクワット撮ってるからあり得るかもね。
救い無い駄作
公開当時から気になっていたが、地雷臭半端なくて避けた作品。
ネトフリで配信されていた為鑑賞。
入りから中盤までは割と良い。
B級臭が漂う中にも観入る要素はふんだんに用意されている。
問題はそこから。
急激に駄作化していく。
まず、主役の少年の『善』の部分をおろそかにした為に覚醒後の行動になんのギャップも感じない。
己の信念や思想を貫く悪ならばそれは見方によれば善になる。
ただ、この少年の場合はただただ『悪』
その為、少年の行動に何も共感出来ない上胸糞が悪い。
それが狙いならばもっと胸糞悪くも出来たはず。
中途半端。
セリフや音楽に頼らず心を揺さぶる様な演出をして欲しかった。
『ジョーカー』の様な、やっている事は悪なのだが、何故か共感してしまう。
そんな感動がほしかった。
そう言う素材や設定作中にいっぱいあったと思うけど生かさなかった。
ただ、子供を強くして破壊して殺して。。
アイデア先行型の作品。
あ、あと
ガラスが目に刺されば悶絶しますよ。
宇宙船のデザインは小学生レベル。
暗くなって明るくなったらソコいるよ演出多用しすぎ。
投げっぱなしの絶望感出して終わる作品も多いですが、本作はそれをやっても何も感じない。
あの子は将来ホームランダーか何かになるんでしょう。
とびっきりの駄作です。
この子のスイッチが入ったら、地球滅亡のカウントダウンが始まる…
子供に恵まれなかったトリ(エリザベス・バンクス)夫婦は、ある夜 納屋で見付けた赤ちゃんを 神様からの贈り物だと信じ、二人の子供(ブランドン)として育てる。
けれど、次第に様々な出来事が起こり始め、実はブランドンと名付け育てられた赤ちゃんは、宇宙からやってきた侵略者だという事が発覚する。
母親役のエリザベス・バンクスの溺愛具合いが、観ていてちょっと悲しい。
宇宙からやって来た、良くわからない赤ちゃんだと知りつつも、それを認めたくない悲しさが痛かった。
あんな奴が地球に降り立ってしまったら…地球の生物が殲滅されるのも時間の問題だなと思うと、怖いなぁー。
カカロット
ドラゴンボールで言えば悟空が頭を打たずにいたらこんな感じになってた?みたいな話。
突然暴力性が覚醒するんで、もう最初から惑星を滅ぼす為にどこかの星から派遣されたんでしょうとしか。
子供できない夫婦が森で拾った子供を育てたらいきなり能力が覚醒してみんなに迷惑をかけだす。
せっかく悪のスーパーマンみたいなコンセプトなんだから周りの環境とかそういうので徐々に暴力性が増していくなんてコンセプトにすればよいのにサイコパスの如く殺してくので面白みがない、最初からそんなんだったらもっとめちゃくちゃにすればいいのに地味にダークサイドの面は隠す(バレバレの嘘)
マイケルルーカーがちょろっと出てて笑う
残念すぎるガン作品
「スーパーマンが正義の人じゃなかったら」というテーマと、ジェームズ・ガンという名前にすっかり騙された。
まず芝刈り機のシーンのCGがしょぼすぎて冒頭10分で不安を覚える。そしてブライアン覚醒するのかしないのかに時間を使いすぎて、ダークスーパーマンになってからはもう活躍する時間もない。
そしてエンディングもありきたりだった。「自分は優れた存在なんだ」という中二的発想と、地球外生命体という設定の組み合わせが、うまく活かし切れなかったかな。
かろうじて観てもよいけど、おすすめはしない。
誰かこのテーマでもう一作つくってほしい。
【”ブラック・ダークなスーパーボーイ降誕” 生まれは、クリプトン星と対立する邪悪な星ですか!鑑賞後の余韻の悪さが、凄いです・・。】
ー 冒頭のシーンでは、”お、スーパーマンですね!”などと、お気楽に鑑賞していたのだが、それどころではないブランドン君(ジャクソン・A・ダン:無表情が怖い・・)の所業の数々に、”うわわわ・・””痛いよ、それは痛いよ・・、と震撼しながら鑑賞。ー
◆『人類の脅威、それはある少年の反抗期から始まった・・』と資料には記載されているのだが、反抗期どころではない、ブランドン君の怖さであった・・。
・”生みの親より、育ての親”と言う言葉を知らないのか!”この、親不幸者! とブランドン君に言おうものなら、秒殺いや、瞬殺ですね・・。
<エンドロールで、ビリー・アイリッシュの「bad guy」が流れるのだが、”bad guyどころではないぞ!”の米中西部ブライトバーンで起きた惨劇を描いた作品。怖い怖い・・。>
コンセプトは良いと思う。もっと面白くできたんじゃないかと残念。 主...
コンセプトは良いと思う。もっと面白くできたんじゃないかと残念。
主役の子はあんな、あからさまに怪しい風貌ではなくて、可愛らしいのがよかった。
お母さん手のひら返しすぎ。
保安官カンが良すぎ。
ていうかそもそも両親が、かよ!
と、ツッコミ満載。
惜しかったな。別の監督でやり直してほしいなー。
ジェームズ・ガンと言えば
MCUのヒット作、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のメガホンを取ったジェームズ・ガン監督だが、ひょんな事から同シリーズの監督をクビになり、その腹いせとも取れる形で製作された意欲作。ダークヒーローの誕生を描いているのだが、MCUとは真逆の作風で非常に面白い。
すっかり大作の監督のイメージが付いてしまったが、ジェームズ・ガン監督と言えばB級ホラー職人である。顕著な例は個人的には「スリザー」だ。気色悪いナメクジエイリアンとゾンビ。ラスボスの気持ち悪さ。触手ひと振りで体が二分され、腸が飛び出すスプラッタ表現。
本作で久しぶりに古巣に戻ってきた様に思えた。漂うB級テイストはマニアの心をがっしりと掴むだろう。念力で人の顎を千切ったり、MCUでは絶対に出来ない描写が描かれ、ホラーファンも納得できるクオリティだ。
結果ジェームズ・ガンは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の監督に戻った形だが、縛りの多いだろうMCUよりもこちらの方がいきいき出来るのではと勘ぐってしまう。
ラストはMCUを明らかに意識(敵視)した様なサプライズも。ぜひエンドロールも鑑賞して欲しい。
スーパーマンが悪なら?
スーパーマンが悪なら?か。
思春期の親子の諍いを極大化する遊びと捉えるか。
ならば続編は中三で金八先生に説得してもらうか。
ホラーとグロは好まぬが、容赦の無さを物語のスピードに巧く転嫁し成功。
こういう小品でのそつのなさが米映画の強み。
拾い物。
スーパーマンじゃなかった
子供に居ない夫婦の家に宇宙船が落ちてきて、中には赤ちゃんだけが乗っていた。
夫婦は養子をもらったことにするが、大きくなるにつれ・・・。
ホラー映画なので楽しくはない。
期待からの落差
あらすじを把握したうえで見たけど、ちょっと予想通りすぎるというか、ジャンプが足りないというか。
思春期の子どもが変わっていく様を、最大限に増幅したイニシエーションものと捉えれば面白いかも。
良いアイディアがもったいない
面白いアイディアで、 非常に興味深い作品だったが、 ゴア/ホラーに作り上げてしまったため台無し。 映画自体も真面目過ぎて楽しさが全くない。
シナリオ的にもあんまり目的が無い。 まあ、 スーパーマンが悪だったらどうしようも無いよな。 そのせいで、 ストーリーを進めるのが難しくなってしまい、 結末も納得できるものでは無い。
すごい期待していたけど、 問題ばかりだった。
後味が悪い‼️
予想外におもしろかった。
最初は、おもいっきりスーパーマンのパクリ。でも子供が自我に目覚めるにつれて、自分が、まわりの子と、どこか違うなぁーって思い始めてきた時に、親に真実を打ち明けられる。スーパーマンの話の中では、その時に、世界の平和を守る為にと救世主に目覚めるけど、この本作では、まったく逆のパターン。世界征服を企てちゃう。正直、実際にこんな事が、今の子供たちに起きたら、大半の子は、後者に走っちゃうんじゃないかな。
最後は、ハッピーエンド大好き野郎の私にしてみたら、後味が悪過ぎ。苦労して育てた子供に、あんな殺され方をした親は、可愛そう。顎を潰されて殺された叔父も、運が悪かったとしか、言いようがない。逆にかろじて助かった叔母さんは、運が良かった。
ぜひ、パート2を製作してもらって、この悪の拡散者を、正義の味方、スーパーマンに抹殺してもらいたいですね。
恐怖の中の切なさ。孤独と絶望が生んでしまう、戦慄のダークヒーロー!!
【賛否両論チェック】
賛:特殊能力を持つが故に迫害されてしまった少年が、絶望から邪悪な心に染まってしまう姿が、恐ろしくも哀しく、切ない。
否:急に驚かせるシーンがかなり多いので、苦手な人には向かない。グロシーンもあり。
宣伝文句にもある通り、あの「スーパーマン」と同じ境遇に置かれた少年が、迫害から悪に染まってしまうという、戦慄のストーリーです。
その恐怖もさることながら、特筆すべきは主人公が背負ってしまう哀しみの切なさです。誰にも勝る純粋な心を持っていたのに、その特殊な力を持つが故に忌み嫌われ、最後には自分を愛そうとしてくれる両親ですら恐怖に苛ませてしまい、孤独と絶望を一心に背負った時、少年がどんな暗黒面の顔を見せてしまうのか、非常に怖くも哀しすぎるお話です。
まるでホラー映画のように急に驚かせる演出も多いので、苦手な人には向かないかも知れませんが、人間社会が持つ不条理さを浮き彫りにさせる作品でもあると思うので、ぜひチェックしてみて下さい。
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